車検と言えば、
いつもディーラー任せ
でした。
というか、
車検はディーラーでやってもらうもの、
そんな風に考えていたような。。笑汗
今から思えば、
時間にたっぷり余裕がある
学生のうちにユーザー車検を
ためしておけばよかったなと思ってます^^;
車検の際に必要になるものは、
どこに任せるのか?で変わってきます。
関連ページ:車検はいつからいつまで出せる?車検はいつから毎年?
目次
ディーラー任せのメリットデメリット
車検をディーラーさんにお任せすると、
何が良いかって、とにかく
手間がかからないのが良いです。
それに高確率で代車を用意してくれるので、
車検に出している間も特に困ることはありません。
用意しなければいけない書類も、
ほぼゼロで済むのもありがたいところ。
最低限、下記の書類が必要になりますが、
- 車検証
- 自動車損害賠償責任保険証明書
- 自動車税納税証明書(継続検査用)
いずれも、車検証と共に
助手席のダッシュボードに収納されていたり、
ディーラー側で準備をしてくれます。
ディーラーから車検の案内ハガキが届いたら、
車に乗って来店し、あとは車検費用を支払えば、
何か何まで対応してくれます。
自動車税納税証明書に関しては、
引越しで自動車税を未納・滞納していないかどうかに要注意です。
関連ページ:引越しと自動車税|他県引越しで自動車税の納付は?転送される?
車検費用の目安 ディーラーはとにかく高い!
ただ車検をディーラーに任せると、
おそらくもっとも高額になります。
だいたい10万円~15万円くらいが、
ディーラーの車検費用の目安。
ちなみに、法定費用と言って、
最低限、車検に必要な費用は、
自動車重量によって変わってきますが、
- 000kg以内:50000円前後
- 000kg以内:60000円前後
となっています。
ディーラーがいかに、
車検費用を上乗せしているか、
よくわかりますね。^^;
ただ、車検をやってくれるところって、
ディーラー以外にも、ガソリンスタンドもあります。
他にもカー用品店や、
自動車修理工場、例えば、
- オートバックス
- イエローハット
- コバック
などでも、やってくれます。
関連ページ:イエローハット車検費用|etc持ち込みセットアップ料金や廃車費用
探してみると、安いところが
案外、家の近くにあったりします。
あなたの住んでいる地域の
車検業者へ一括で
費用の見積もりができる便利なサイトがあります。
ディーラーにほいっと任せる前に、
一度、料金を比較してみてはいかがでしょうか?
ちなみにディーラーに車検を依頼すると、
保険内容を見直してより高額なタイプへと、
切り替えるように促されることもあります。
ディーラーと保険代理店が手を結んで、
保険を強く進めてくることもあります。
ガソリンスタンドやカー用品店なら、
そういった販売攻勢がないので、
気持ちが楽っちゃ楽ですよ。
関連ページ:車検はどこがいい?どこが安い?車検するならディーラー以外?
車検費用はユーザー車検で節約できる!
車検は何も、
業者への依頼することが義務
というわけではありません。
ユーザー車検と言って、
自分で検査場に持ち込んで、
自分で手続きをする方法もあります。
車検の点検作業を自分でやれば、
業者への手数料がいらなくなる分、
最も安上がりになりますよね。
ユーザー車検をする場合、
ディーラーに任せるときに比べて、
必要書類がうんと増えます。
- 自動車検査票
- 自動車重量税納付書
- 継続検査申請書
- 定期点検整備記録簿
と言ったものが必要になるものの、
取り寄せるに手間がかかったり、
記入が恐ろしく面倒というわけじゃありません。
検査場にいけば、
記入例みたいなものが用意されているので、
それに沿って書いておけばOK。
ちなみに記入にあたっては、印鑑も必要になるので、お忘れなくw
ユーザー車検の手続きの流れ
まず検査予約を済ませた後、
検査場へ車を持ち込みます。
1.保険更新と書類提出
検査場内では、
自賠責保険の窓口が併設されているので、
まずは自賠責保険を更新します。
更新がすんだら、車検に必要な
必要書類が一通りそろいます。
2.車の検査
検査ラインが用意されています。
そこに車を移動させて検査スタート。
検査員の人がいて、
電光掲示板でも表示してくれるので、
極端に困ることはありません。
順を追って、流れ作業で、
- 各種ランプの点灯検査
- ブレーキ検査
- スピードメータ検査
などなどをやっていきますが、
所要時間は10分程度。
どんなに手こずったとしても、
30分かかることはないでしょう。
すべての検査が終わると、
自動車検査票に検査終了の
記録を書き込んでくれます。
3.新しい車検証・車検シールを受け取る
検査が終わればすべての書類の
提出準備が整うので、
指定窓口へ提出してください。
その後、合格・不合格の判定があり、
合格できると
- 車検証
- 車検シール(フロントガラスに張るやつ)
を新たに発行してもらえます。
車検シールを見える位置に貼れば、
ユーザー車検はすべて完了です。
関連ページ:車検に必要なもの@期間を過ぎるとどうなる?ユーザー車検のやり方は?
ユーザー車検ではタイヤのみぞに要注意!
ユーザー車検の良いところはなんといっても、
費用を最小限に抑えることができる点。
ディーラーに依頼をする場合に比べて、
10万円くらい節約できたりするものの、
気を付けたいのは、
検査で不合格になってしまうケース。
予定を立ててユーザー車検を
やってみたところまでは良かったけれど、
検査で引っかかってしまったら、
修理をして再チャレンジすることになります。
ちなみに、ユーザー車検で、
よくありがたいな不合格ポイントには、
- マフラーの穴の直径が狭くなっている
- 車底にあるゴムカバーが破れたり劣化している
- タイヤのみぞが基準値以下まですり減っている
と言った感じです。
もしタイヤにひび割れなどの症状が見られる場合には、
タイヤの劣化がひどく進んでいると考えられます。
関連ページ:タイヤひび割れ原因と補修・交換時期|側面のひび割れは大丈夫?車検は?
タイヤの状態は運転にも直接的な影響がありますし、
万が一、走行中にタイヤが破裂するようなことがあると、命の危険が伴います。
半年に1回でも良いのでタイヤの状態を気に掛けるようにして、
タイヤが劣化しているようならば早めにタイヤ交換をしましょう。
関連ページ:タイヤ交換の目安@工賃の相場は持込でも高いから自分でやってみよう。
ユーザー車検に不安なら車検業者で車検を受けよう
車検業者に依頼をしていれば、
検査項目に引っかかるポイントを修理しつつ、
作業を進めてくれます。
業者に任せると費用がかかる分、
わからない点をしっかりカバーしてくれる
安心感があります。
それに車検で検査される項目って、
実は必要最小限だったりします。
たとえばブレーキの利き具合は確認するけれど、
ブレーキパッドの減り具合までは、チェックされることはありません。
ブレーキパッドが限界近くまで減っていたら、車検にとおっていたとしても、
制動距離が必要以上に長くなってしまう危険があります。
関連ページ:車ブレーキのキーキー音修理代|雨・低速でブレーキキーキー鳴る原因
車検業者に作業してもらうと、
こういった車検以外の項目もサービスの一環で調べてくれて、
アドバイスしてもらえたりします。
車に関しては、万が一のことがあってはいけないわけですから、
不安を感じるのであれば、業者に依頼をするほうが良いですね。
ちなみにブレーキの劣化が進むとブレーキ鳴きと言ってキーキー音がする以外にも、
「シャーシャー」という異音がするブレーキ引きずりという症状が起きることもあります。
ブレーキ鳴きもブレーキ引きずりもどちらも、ブレーキが正常に動作していないと判定され、
車検では不合格になってしまう要因です。
何よりも車の運転に致命的な問題を発生させかねないので、
車検とは関係なく修理が必要です。
関連ページ:車のシャーシャー異音原因はブレーキ引きずり音?修理代は?
車検期間を過ぎると手間が一気に増える
車検切れの車は、
公道を走ることができません。
いや、物理的に走ることは可能
だけれど、罰則が半端ない。汗
道路交通法の規定によって、
6点の違反点数が課され、
なおかつ30万円以下の罰金。
さらに、車検切れだと自賠責保険も切れているはず。
自賠責保険が切れた状態で、
車を運転するのもやはり違法で、
6点の違反点数&なおかつ30万円以下の罰金
が追加されます。
ということで
12点減点かつ
最大60万円の罰金
となります。
でも、車検が切れた車の車検手続きをするには、
とにかく検査してもらえる場所へと移動
させなきゃいけません。
業者がトラックなどで
迎えに来てくれればよいですが、
そんなことが望めそうにない場合。
こういう時には
仮ナンバーと言うのを
取得します。
仮ナンバーとは正式名称で、
自動車臨時運行許可証とか、
臨時運行許可証
と呼ばれます。
役所の市民課で対応してもらえるはずで、
必要書類を揃えて申請をすれば、
5日以内の限定で公道を走る許可を
もらえます。
仮ナンバーを外から見える場所
例えばフロントガラスなどに置くか、
ナンバープレートにかぶせるように設置
すればOKです。
仮ナンバーで走行する際も、
やはり自賠責保険の加入は義務なので、
保険の更新手続きが最初です。
こんな感じで、
自分でやらなきゃいけないことが一気に増えてしまうので、
車検は期限内に!済ませましょうね☆
関連ページ:車検日数|何日で終わる?何日かかる?1日で終わる車検やディーラー車検は?
車検は外車・軽自動車でも期間切れすると面倒@前倒しはできる?
都会に住むと車を持たなくても、
レンタカーで十分に用が足りてしまうわけで。
車検費用やら税金やら保険やら、
車って維持費がけっこうかかるんですよね。汗
持っているだけで年間10万円は、
出ていく気がします。汗汗
関連ページ:車検はいつからいつまで出せる?車検はいつから毎年?
車検は自家用車なら2年
そうとう古い車だったら、10年を過ぎたあたりから、
車検が1年おきだった気がします。
つまり毎年、ですよね^^;
けれども最近の車は、初回車検は取得から3年後、
その後の更新も2年おき。
自家用車じゃなくとも、
小型トラックや軽貨物自動車や、
ショベルカーなどの大型特殊自動車も、
車検は2年おき。
ちなみに特種用途自動車(特種車)と言って、
8ナンバーの車の場合でも、車検は2年おきでOK。
特種車とは、
- 移動販売車
- キャンピングカー
- ボートトレーラ
などが該当します。
逆に今でも1年おきの車検必須なのが、
- バス・タクシー
- 貨物自動車
車検に出して返ってくるまで早ければ即日
最近では「即日車検」みたいに、
持って行ってすぐに車検を済ませてくれる。
そんな業者も増えてきましたね。
ただし法定点検以外にも、
修理したほうが良い個所が見つかると、
日数が伸びる可能性はあります。
工場に部品がそろっていれば、
即日もしくは数日で
修理が終わるかもしれません。
けれども部品が欠品していたら、
取り寄せるのに時間がかかってしまい、
1週間とか伸びることもあります。
どこがどれだけ傷んでいて、
修理が必要なのかどうか?
は見てもらうまではわかりません。
車検業者によっては、
車検期間中に代車を用意してくれる
ところもあります。
修理が必要となって日数がかかるとわかったら、
代車を用意してくれるところに、
改めて修理を依頼したほうが
良いかもしれませんね。
車検切れしたときの更新は厄介!
車検が受けられる期間は通常、
車検満了日の1か月前から。
1か月の猶予期間の中で、
車検手続きを済ませると、
満了日から起算して
次の車検満了日が決まります。
ただどうしても、車検期間中に、
車を点検に出すことが出来ない。
例えば海外出張の予定があって、
日本から離れてしまう場合。
そんな時はどうすりゃよいの?
というと期間前であっても、
実は車検を受けることは可能。
ただし次回の車検満了日は、
車検終了日から起算します。
つまり
車検残存期間が短縮
されてしまうので
ちょっとだけ損をすることになります。汗
車検切れの車を検査してもらうには?
車検切れした車は当然ですが、
公道を走ることはできません。
公道を走れないということは、
車を検査場まで運び込むことが出来ない?
車検切れの車の車検はどうすりゃ良いのさ?
というと、方法は2つあります。
1つはレッカー車や牽引設備のある
整備工場に車検を依頼すること。
車を移動させるのに別途費用が
かかる可能性がありますが、
やむを得ませんね。
2つ目は仮ナンバーを取得すること。
仮ナンバーとは役所で発行してもらえる
期限付きのナンバープレートのこと。
所定の書類を提出するだけで
済むといえば済むんですが。。。
そもそも車検が切れていなければ、
余計な手間も時間もかかりません。
その車に乗り続けるのであれば、
車検はさっさと済ませたほうが
良いですね。
逆にいうと、その車にはもう乗らない
という場合には1日でも早く、
廃車手続きもしくは
売却したほうが、良いです。
売却するならなおさら、
新しければ新しいほど、
高く買い取ってくれるものです。
それに、税金や保険など
色々と戻ってくるお金がありますよ。
車検費用13年・18年経過で高くなる!
車検費用は、どこで検査してもらうか?
で費用がかなり変わります。
最も安く済ませようと思ったら、
自分で陸運局の検査場に持って行って、
自分ですべての検査・手続きをするユーザー車検。
この場合は法定費用だけを払えばよいので最も安上がりです。
ただ検査で不良が見つかると、自分ではどうしようもないので、
何度か出直しをすることになりますが。汗
逆に最も高くなりがちなのは、
自動車メーカーのディーラー車検。
ただその代り、検査が手厚くサービスの質も良いのが特徴。
自分の住んでいる地域で、
できるだけ安く車検をしてくれる
業者を見つけるにはこちらのサイトが
便利です。
どの業者に車検を依頼するにしても
結局は、大きく分けて3つの費用が掛かります。
- 法定費用
- 検査代行手数料
- 修理費用
法定費用はどこで受けても変わらず、
検査代行手数料にだいぶ差が産まれます。
関連ページ:イエローハット車検費用|etc持ち込みセットアップ料金や廃車費用
ただ法定費用も、
車の年式が古くなればなるほど、
段階的に費用が高くなっていきます。
法定費用のうち特に、
自動車重量税
が13年・18年経過で、
税額が割り増しされていきます。
例えば、ヴィッツやフィットなど、
1,500kg以下クラスの車は、
取得から13年未満なら24600円。
けれども13年経過すると32400円となり、
さらに18年経過すると、37800円になります。
経過年数が長くなるとさらに、
毎年払っている自動車税の金額も、割り増しされていきます。
同じ車を乗り続けるのは、コスパが良いように見えて、
実はランニングコストが割高になっていきます。
燃費だってどんどん悪くなり、修理が必要な個所も増えますから、
いっそのこと新車に変えたほうが、むしろ安上がりになる可能性があります。
最近だとエコカー減税適用者も増え、
自動車取得税・重量税が免除されたり、
80%軽減されるなどの優遇を受けられます。
今の車の価値がまだ残っている内に、
とりあえず下取り価格を見積もってもらい、
新車購入を検討してみてはいかがでしょうか?
廃車処分・売却するなら月末までに!
もし車を手放すならば、1日でも早いほうが良いです。
特に月末が迫っている場合、
月をまたぐ前に抹消登録することをお勧めします。
というのも、
- 自動車重量税
- 自賠責保険
の2つには還付制度があるからです。
重量税・保険料は
次回の車検までの期間に相当する費用を
先払いする形になっています。
なので抹消登録をすると、車検残存期間に合わせて、
払い過ぎた分を返してくれるわけです。
車検残存期間は月割りなので、月をまたいでしまったら、
その月の費用を取り戻すことが出来ません。
たとえば6月30日までに、抹消登録をすれば翌月の7月も含めて、
還付金を計算してくれるものの、7月1日になると8月からの起算となります。
金額にして数千円程度の微々たる金額かもしれませんが、
取り戻せるものはどんどん回収してくださいね。