都市ガスじゃなくてプロパン
がデフォルトの北海道。
冬ともなると、巨大な灯油タンクに、
何百リットル単位で、灯油をため込みます。
灯油タンクはだいたい、家のすぐそばにあるものの、
用がなければまずいかないような、場所に備え付けられてます。
そのため、灯油補充の時には、雪かきされてなくて何メートルも
雪が積もった中を灯油屋さんが懸命に進んでいくことになります。
目次
残った灯油は処分しなくても1年は保存可能
灯油タンクに入っている残った灯油って、
そういえば抜いたりしているのを見たことがないです。
ということは1年くらいは保存できる?
灯油の有効期限みたいなものを調べてみたら
1年くらいなら、平気で保存できます。
保存状態に気を付けることを前提として。
ポリタンクに入れて保存したりして、とにかく、
- 直射日光
- 温度
- 空気
の3つに気を付けること。
劣化しないように気を付けると、
翌年も灯油を使い続けられるというわけです。
関連ページ:乾電池捨て方|使い終わったボタン電池廃棄方法や未使用の寿命は?
保存状態の悪い灯油を使うのは逆に危険!
ポリタンクは
- 東日本は赤
- 西日本は青
らしいですね。
他にも白いポリ容器
をよく目にしたりしますが、
灯油の保存には適していません。
白い色は紫外線を通しやすくて、その結果、
灯油を変質させてしまいます。
灯油が変質(劣化)してしまうと、
思わぬ事故につながる危険があります。
実際に古い灯油を使ったせいで、
石油ストーブにタールが溜まってしまい、
着火できなくなるトラブルが起きています。
さらに、緊急消火ボタンを押しても
消火できなくなることもあります。
保存状態に不安がある場合には、
残った灯油は使わずに処分するのが賢い選択です。
とにかく灯油を処分したい!少量・大量の場合
何かしらの理由があって、
灯油をどうしても処分したい。
庭に穴を掘って埋めるというのも、
絶対にダメではないものの、
おすすめはできません。汗
灯油自体には有害物質が
含まれているわけではないし、
気温が高くなっても自然発火することはありません。
けれど、万が一ってことがありますからね^^;
少量の灯油は普通ゴミでも出せる
残った灯油の量が少ないのであれば、
新聞紙やぞうきんなどにしみこませ、
それを袋に包んで捨てることもできます。
40度以上にならなければ、
灯油はそもそも揮発しません。
そして260度以上にならないと、
火が出ることはありません。
なので少量の場合には、料理油を捨てる感覚で、
ゴミに出すことができます。
もしくは、使いきるというのも、
一つの手じゃないかと思います。
例えば梅雨の時は洗濯物が、乾きにくくなるわけですが、
灯油ファンヒーターを使えば、乾燥機代わりに使えます。
関連ページ:布団・毛布の捨て方|大田区や川崎市で布団は粗大ごみ?普通ゴミ?
大量の灯油はガソリンスタンドへ!
大量に残った灯油は、
ガソリンスタンドへ持っていって、
そこで処分してもらうのが良いです。
無料でやってくれることが多いですが、
有料になることもあります。
事前に引き取り手順について、
確認をしておくようにしましょうね。
他にも、自動車整備工場やバイク屋さん
とかでも、引き取ってもらえるはずです。
灯油をこぼした場合のふき取り方
灯油を処分しようとして、
手元が狂って灯油がこぼれてしまった!
そんな時はどうする??
放置していると、異臭が発生してしまい、
頭がくらくらしてしまいます。
灯油が少しでも残っていると、
臭いが消えないのはもちろん、
思わぬ火災につながる危険もあります。
そこで、灯油をきれいにふき取るために、
使える道具を紹介していくと、
- 新聞紙・雑巾
- 小麦粉
- 洗濯用の粉石けん
- 重曹
こういったものです。
新聞紙・雑巾などでまずは、
吸いとれるだけ吸い取っていく。
それから小麦粉・重曹・石鹸などを使うと、
残っていた灯油もしっかりと吸い込んでくれます。
灯油を一通り吸い終わったら、
塗れた雑巾でよく拭きましょう。
臭いが気になる場合には、
オレンジなどの柑橘系の搾り汁を使って、
拭くようにすれば臭いも取れるはずです。
こぼした場所が車の中だったら?
ガソリンスタンドで灯油を買ったものの、
車から降ろす時に、
こぼれてしまった!
そんな時にはどうする??
シートにびっしょりと灯油がしみこんでいる場合、
フロアパネルやフロアマットまで、
灯油が到達している可能性があります。
灯油は40度で揮発しますから、
夏場なら窓を全開にして、
放置をしていれば、臭いは取れるかもしれません。
ただ問題は、灯油によって、
車の部品が傷んでしまう可能性があること。
樹脂でできているパーツは、
灯油で溶けて砕けることもあります。
不具合が起きているパーツがある状態で、
運転をしていたら、いつ事故になっても
おかしくはありません。
こぼれた量が多い時には、ガソリンスタンドなどへ持ち込んで、
隅々までしっかりチェックをしてもらうようにしましょう。
仮に修理が必要となった場合には、
当然ですが費用が掛かります。
車の修理費用って、相場がわからない上に、
値段が数万円単位になるのが普通です。
決して安くはない出費になるものの、
もしかしたら車両保険を適用
してもらえる可能性があります。
「その他偶然な事故」として、処理してもらえることもあるので、
保険会社に一度、確認をしてみてくださいね。
運転スキルによって保険料が変わる時代に。
ちなみに自動車保険と言えば、
最近は制度がまた新しくなりました。
その人の運転スキルによっても、
保険料が変わるようになりました。
従来でも、代理店系の保険から、
ダイレクト系の保険(主にネット契約保険)
へと変えるだけでも、
保険料が半分になるケースはよくありました。
同じ保険内容
にもかかわらず、です。
ここからさらに、
あなたの運転状況によっては、
保険料を下げられるようになりました。
こちらのサイトでは、
自動車保険会社に対して、
一括で見積もり請求ができます。
現時点で、あなたが
保険料を払いすぎていないかを、
手軽にチェックできるので、
一度、確認してみてはどうでしょうか?
石油ストーブ・石油ファンヒーター・電気ストーブの燃費・電気代比較
北海道と言えば石油ストーブ、
石油ストーブと言えば北海道と言っても
過言ではないくらい、
おそらくどの家庭でも1年のうち半分は
ストーブに火がともっているんじゃないかと思います。
ちなみに石油ストーブと言っても
燃料は灯油です。
北海道のおうちはプロパンガスを
使っている家もたくさんあり、
石油ストーブを使っている家庭と
熾烈な覇権争いを繰り広げている(?)わけですが、
石油ストーブ以外にも世の中には
石油ファンヒーターやら、電気ストーブやら、
色んな暖房器具があるらしいので、
ここで暖房器具がガチで勝負したら、いったい生き残るのはどれか?
メリットデメリットをまとめていきたいなと思います。
石油ストーブ
■メリット
・静か
・お手入れが簡単。壊れても仕組みが簡単だから修理が手軽
・火力を大きくしやすい
■デメリット
・細かな温度設定ができない
・タイマー設定ができない
・ストーブから遠くなればなるほど空気を暖めにくくなる
・灯油交換の手間がかかる
石油ファンヒーター
■メリット
・1度単位で温度設定ができる
・タイマー起動ができる
・温かい空気をファンで室内に行き渡らせることができる
・温風が出てくるまでが速い
・電気代もリーズナブル
■デメリット
・灯油交換の手間がかかる
・大きくできないので大きな部屋には向かない
電気ストーブ
■メリット
・灯油交換の手間がいらない
・すぐに温かくなる
■デメリット
・電気代がかなりかかる
・ストーブ周りしか温かくならない
石油ストーブ・石油ファンヒーター・電気ストーブは使い分けがポイント
というわけで、
3つの暖房器具の使い分けを見てみたんですが、
いずれにしても一長一短がありますので、
石油ファンヒーターが万能かといえば、
そういうわけでもありません。
石油ファンヒーターは燃費や電気代を考えても
もっとも有力な選手ではありますが、
大型ではないので大きな部屋を暖めるのには
パワー不足です。
その点、石油ストーブは24時間常につけっぱなしにして
家全体を暖める場合には向いています。
電気代がかかり一か所しか暖められない電気ストーブは
まるで使えないかというと決してそういうわけではなくて、
灯油こまめに補給しなくても済む分、
都会の一人暮らしやお年寄りには割と
重宝するんじゃないかと思います。
家全体とか大きな部屋を温めるには
パワーがあり壊れにくい石油ストーブを、
台所とか個室とか小さ目の部屋を
個別に暖めるのであれば石油ファンヒーター。
最後に灯油交換がやりづらい場合には
電気代はかかるけれど電気ストーブと言った具合で、
自分の環境に合わせて使い分けるのがベスト、ですね。
燃費・電気代の良し悪しでは決めきれない
ランニングコストがどのくらいかかるのか?
というのはやっぱり大きな問題で、
北海道の家の場合には一冬を超えるにあたって
月間3万円~の燃料代が掛かります。汗
もう少し部屋の設定温度を下げりゃよいんじゃないの?
とも思いますが、朝晩の冷え込みが本当にきついものがあるのも事実。
それに、石油ストーブがあるところに
自然とみんなが集まるようになり、
家族だんらんが自然と生まれるので、
それも石油ストーブのメリットと言えばメリットかもしれません。