正座ダコの黒ずみケア|くるぶしの座りダコはワセリン?グリセリンカリ液?

くるぶしや足の甲に正座ダコができてしまうのは、
正座によって一部を集中的に圧迫したことが直接的な原因です。

皮膚を圧迫し続けると、その部分の細胞がドンドン死滅して、
壊死(膿んだり痛みが出る状態)が広がってしまいます。

身体の自然な防御反応として、壊死を最小限に食い止めるために、
皮膚の厚みを増して、圧迫に耐えられるようにした結果、
正座ダコ(座りだこ)ができてしまいます。

  • 正座ダコ(座りだこ)を柔らかくする
  • 肌を保湿する

という2つのアプローチを同時並行することで、
頑固な正座ダコを小さく目立たなくして、
最終的には、正座ダコ(座りだこ)のなかった状態を取り戻すことができますよ。

正座ダコ(座りだこ)ができる原因は圧迫・摩擦

正座ダコ(座りだこ)にも様々な症状があり、
魚の目のようになっている人もいれば、
足の甲の広い部分が硬くなって黒ずんでしまう人もいます。

やすりで削ったり、クリームやパックで保湿をしても、
なかなか治らないまま、何年も正座ダコ(座りだこ)に悩まされている人も、
少なくありません。

そんな厄介な正座ダコ(座りだこ)ができる原因は
やはり肌を強く圧迫したり、摩擦してしまうこと。

野球選手に多い手のマメ(タコ)や、
字を書く人に多いペンだこと同じように、
肌の一部を長時間・長期間にわたって圧迫し続けることによって、
皮膚が硬くなってタコができてしまいます。

皮膚というのは、外部の刺激から身体を守るバリアーの役割もありますが、
同じ部分を強く圧迫し続けることによって、
その部分の皮膚細胞がドンドン死滅してしまいます。

細胞の死滅が進んでいくと、バリアー機能だってどんどん低下し、
外部の刺激が体の内側にまで及ぶようになり、
身体の壊死(膿んだり傷んだりする状態)が進んでしまいます。

高齢者が床ずれを起こしてしまうのも、
寝ている最中に体を一切動かすことができず、
体の一部を長時間にわたって圧迫してしまうからです。

床ずれや壊死を起こさないために、身体の自然な防御反応として、
肌の圧迫という物理的なダメージをキャンセルするために、
皮膚の厚みを増していくわけです。

正座ダコ(座りだこ)の面倒な所は、症状がまだ軽いうちであれば、
圧迫させないように気を付けたり、ワセリンで軽く保湿するだけで、
自然と治ることがあるものの、症状が悪化していくうちに、
肌にくっきりと定着してしまうこと。

正座ダコ(座りだこ)対策が遅くなればなるほど、
それだけ治るまでに時間がかかるようになってしまうので、
気になったらできるだけ早めに適切な対策をするのが賢明です。

肌の保湿も座りダコ対策では重要!

正座ダコ(座りだこ)を悪化させないためには、
圧迫しないように注意することも大切ですが、
肌を乾燥させないように気を付ける必要もあります。

かかとが分厚くなってひび割れたりしてしまうのも、
歩いている最中の物理的な刺激から肌を守るためですが、
肌の乾燥もかかわっています。

肌に充分な水分が蓄えられている状態を維持できれば、
肌組織の活動も活発な状態を維持できます。

逆に言えば、肌が必要とする水分が不足して乾燥することで、
肌組織の活動力が弱くなり、肌のバリア機能が弱まったり、
肌の新陳代謝のスピードまで遅くなってしまいます。

足の甲やくるぶしというのは、体の中でも特に、
皮膚の厚みが薄いので、皮脂の分泌量も少なくなっています。

皮脂が少ないということは、
それだけ乾燥しやすく
新陳代謝が衰えがちな個所というわけです。

正座ダコ(座りだこ)を改善するには、結局は、
肌の新陳代謝によって、古い皮膚と一緒に
正座ダコ(座りだこ)を肌から追い出さなければいけません。

正座ダコ(座りだこ)ができた部分の乾燥して分厚くなった皮膚を、
しっかり保湿して肌の新陳代謝を促すことが、
正座ダコ(座りだこ)を治す重要なポイントになります。

正座ダコの黒ずみの原因はメラニン色素

くるぶしや足の甲に正座ダコ(座りだこ)ができて、
肌の一部が盛り上がっているだけじゃなくて、
皮膚の色に黒ずみも見られる場合もあります。

この黒ずみの正体はなんなのかというとメラニン色素です。

強い紫外線を浴びたときにもメラニン色素が大量に分泌され、
肌の色が茶色や黒くなることがありますが、
メラニン色素が分泌されるのも、肌を守る役割があるから。

肌に加わる物理的な刺激を補ったり、
肌の乾燥によるバリア機能を保管する役割を担っているのが、
メラニン色素です。

正座ダコ(座りだこ)の黒ずみを改善するためにも、
皮膚の圧迫を開放し、肌を保湿することが大切です。

関連ページ:正座の膝黒ずみ|足の甲・膝の黒ずみ消すにはピューレパール

関連ページ:保育士の膝の黒ずみケアクリーム|小林製薬・重曹で膝黒ずみ消える?

正座ダコ(座りだこ)の悪化・予防対策方法

今すでにできてる正座ダコ(座りだこ)をこれ以上悪化するのを防いだり、
逆に治ったはずの正座ダコ(座りだこ)が再発するのを防ぐには、

  • 正座をする時間を短くする
  • くるぶし・足の甲にかかる体重をずらす
  • 正座ダコに絆創膏を貼る
  • 正座用足袋をはいて圧迫を和らげる

といった予防対策方法があります。

正座をする時間を短くする

正座ダコ(座りだこ)ができる直接的な原因と言えば、
やはり正座によるくるぶし・足の甲の圧迫ですから、
正座する時間をできるだけ短かいほうが良いです。

習慣的に正座をする癖が身についていたら、
意識をして正座ではなく横座りに変えてみましょう。

床に座るときには正座ではなくて、
胡坐をかくようにするのも良いですね。

くるぶし・足の甲にかかる体重をずらす

華道や茶道をしていたり、
保育士さんで子供の世話をするために、
正座をする機会は時間がどうしても多い場合は、
一か所を集中的に圧迫しないように気を付けましょう。

正座をしている最中も、定期的に体重がかかる位置をずらしたり、
腰を浮かしてくるぶし・足の甲にかかる圧迫を適度に解放して、
物理的な刺激を抑えるようにしましょう。

正座ダコ(座りだこ)に絆創膏を貼って保護&隠す

正座ダコ(座りだこ)ができている部分が床(フローリング)直接触れることで、
強く圧迫するだけじゃなくて強く摩擦することになります。

摩擦も正座ダコ(座りだこ)ができる原因となるし、
メラニン色素の分泌を増やして正座ダコが黒ずむ原因となります。

正座ダコ(座りだこ)に絆創膏を貼るようにすれば、
物理的な刺激を和らげつつ、
摩擦からも肌を守ることができます。

また、絆創膏で正座ダコ(座りだこ)を隠すことができるので、
サンダルやパンパクスなどくるぶしや足の甲が見える靴を履くときに、
正座ダコを隠すことができますね。

正座用足袋をはいて座りダコの圧迫を和らげる

正座が苦手で足がしびれる人のために、
正座用足袋が販売されています。

通常の足袋に比べると綿(わた)が多めに縫いこまれていて、
圧迫を軽減できるようになっています。

正座ダコ(座りだこ)ができないようにすることもできるので、
正座をする機会を減らすのが難しいときには、
正座用足袋を使うのも良いですね。

痛い・出血もる正座ダコは皮膚科を受診・治療しよう

一般的な正座ダコ(座りだこ)であれば、
セルフケアでも十分に治る余地があります。

けれども正座ダコ(座りだこ)があまりにも悪化して、
赤く腫れたり、痛みや出血も伴うような場合には、
皮膚科で受診して治療を受けるようにしたほうが良いです。

皮膚科で正座ダコ(座りだこ)のみてもらった場合、
肌の新陳代謝を促すトレチノインクリームなどの医薬品や、
亜鉛やビタミン類のサプリメントを処方してもらえたりします。

黒ずみも目立つときには、ハイドロキノンという
美白作用のある美白クリームも処方してもらえたりします。

脂漏性角化症にも注意

正座ダコ(座りだこ)が悪化した場合に、皮膚科を受診したほうが良いのは、
脂漏性角化症やウイルス性のイボなどが起きている可能性もあるからです。

脂漏性角化症もウイルス性のイボも、
通常のセルフケアで治る見込みはありません。

患部に液体窒素を押し当てて焼切るなど、
皮膚科じゃなければできない治療をする必要があるので、
不安があれば、まずは皮膚科を受診するようにしましょう。

参考サイト:脂漏性角化症について | メディカルノート
大きさや部位によって手術、凍結療法、炭酸ガスレーザーによる治療が行われますが、多くの場合は、診察にて行われる凍結療法で完治します*。手術の場合、局所麻酔の注射をして腫瘍を切り取り、必要に応じて縫い閉じます。

正座ダコ(座りだこ)の治し方

正座ダコ(座りだこ)を治すにはどんな方法があるのか?

治し方をざっとあげると、

  • ワセリンを塗る
  • 軽石で削ってスクラブで整える
  • タコ専用カッターで削る
  • スピール膏を貼る
  • グリセリンカリ液を塗る
  • マッサージなどで血行を促す
  • ピーリング石鹸で正座ダコを柔らかくする
  • 保湿ケアで新陳代謝を改善する

といったやり方があります。

正座ダコ(座りだこ)にワセリンを塗る

保湿剤として使っている人も多いワセリンを、
辛抱強く正座ダコ(座りだこ)に塗り続けることで、
小さくなってくれることがあります。

ワセリンは主に石油を原料として精製されたもので、
皮脂を補うような働きをしてくれます。

足の甲やくるぶしは皮脂分泌量が少ない個所ですから、
ワセリンを塗らないよりは塗ったほうが間違いなく良いですし、
物理的な刺激を和らげてくれる働きも期待できます。

正座ダコ(座りだこ)を軽石で削ってスクラブで整える

正座ダコ(座りだこ)が硬く大きい状態だと、
肌の新陳代謝を妨げる「重石」のような働きをしてしまいます。

そこで、軽石でゴリゴリ削るのも
正座ダコ(座りだこ)を治す方法の一つ。

お風呂に入って正座ダコ(座りだこ)に水分を吸わせて、
十分に柔らかくしたら、少しずつ削っていきましょう。

ただ、正座ダコ(座りだこ)を削りすぎてしまうと、
逆に肌を傷つけてしまい、痛みや出血が伴うことがあるので、
1度で正座ダコ(座りだこ)を全て削り落とすのではなくて、
数日に分けてちょっとずつ削るのが良いですよ。

軽石で削った後の正座ダコ(座りだこ)は、肌が乾いていくうちに、
すごくゴワゴワとして見た目が悪くなってしまうので、
スクラブ入りの石鹸で洗って表面のざらつきを取り除き、
肌の状態を整えると良いですよ。

タコ専用カッターで正座ダコ(座りだこ)を削る

コーンカッターと呼ばれるタコ専用カッターで、
正座ダコ(座りだこ)を削る方法もあります。

軽石で正座ダコ(座りだこ)を削る場合と同じように、
お風呂で正座ダコ(座りだこ)を十分に夜話楽した状態で、
ちょっとずつ削っていきましょう。

コーンカッターで削った場合もやはり、
正座ダコ(座りだこ)がボコボコになってしまいます。

そのままだと靴下やストッキングに引っかかって破れることおまります。

スクラブを使って正座ダコ(座りだこ)の表面を整えて、
滑らかにすると良いですね。

関連ページ:ストッキングかかと破れる・薄くなる【伝線ストッキングのガサガサかかと対策】

スピール膏を正座ダコ(座りだこ)に貼る

角質軟化溶解作用(タコを柔らかくする作用)がある
サリチル酸という角質剥離剤が使われた、
特殊な絆創膏です。

正座ダコ(座りだこ)ができた部分をあらかじめお湯に浸して軟らかくし、
よく拭いてからスピール膏を貼ります。

1日1回貼りかえるようにして、
そのたびに、柔らかくなった正座ダコを
ちょっとずつ削るようにすると、
より速く正座ダコ(座りだこ)を治すことができます。

グリセリンカリ液を正座ダコ(座りだこ)に塗る

正座ダコ(座りだこ)で硬くなった肌を軟化させる水酸化カリウムと、
保湿効果のあるグリセリンが配合されている医薬部外品です。

ガーゼやコットン等にグリセリンカリ液を含ませて、
軽くふき取るように正座ダコ(座りだこ)にしみ込ませていきます。

正座ダコ(座りだこ)が少しずつ柔らかくなって、削り落としやすくなりますが、
ただ、グリセリンカリ液の刺激に肌が負けることがあります。

一度に長時間、グリセリンカリ液を塗るのは避けたほうが良いですし、
正座ダコ(座りだこ)がなくなるまで毎日のようにグリセリンカリ液を塗るのも、
避けたほうがよいでしょう。

またグリセリンカリ液を塗ると正座ダコ(座りだこ)が浸みる場合や、
痛みや出血も起きている場合も使用は避けたほうが良いです。

マッサージなどで正座ダコ(座りだこ)の血行を促す

肌が乾燥したり肌の新陳代謝が鈍くなる原因として、
血行不良が起きている可能性も考えられます。

くるぶしから下の部分というのは、
体の中でもっとも低い場所にありますから、
血の巡りが悪くなりやすい場所。

夏場でも足先が冷えるほど冷え性の場合には、
血行不良も正座ダコに大きく影響していると考えられます。

そこで、くるぶしや足の甲の周りをマッサージをして、
血液の流れを促すようにしましょう。

マッサージの仕方は特に難しく考える必要はなく、
足の指から足首に向かって、足をもみながら
手を動かしていけばOKです。

ピーリング石鹸で正座ダコ(座りだこ)を柔らかくする

ピーリング石鹸の中にも、ピーリング作用の強いタイプや、

弱いタイプもあるんですが、どろあわわであれば、
日本人の肌に合うようにピーリングの強度が調整されています。

どろあわわは、その名の通り「泥」が使われた石鹸で、
泥の持つ吸着作用によって肌表面の汚れはもちろんのこと、
毛穴の奥に詰まった汚れも吸着して洗い流してくれます。

通常の石鹸とは違って非常にサラッとしているので、
洗い流しやすいやすいというメリットもあります。

どろあわわには他にもピーリング作用のある
米麹・米ぬかエキスが配合されていて、
肌をしっかり潤して、柔らかくほぐしてくれます。

どろあわわを購入するなら、
アマゾンや楽天でも注文はできるものの、
公式サイトのキャンペーンを利用するのが最安値です。

定期購入の縛りが一切なく、
初回限定1000円OFFの1480円で、
どろあわわをお試しできますよ。
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保湿ケアで新陳代謝を改善する

肌潤糖は北海道産のてんさい(ビート)から砂糖を抽出し、

植物オイルによって砂糖粒子をコーティングすることで、
肌への浸透力&定着力をアップ。

お風呂に入った時に、
肌潤糖に少しの水を加えてトロトロにして、
正座ダコ(座りだこ)や肌が乾燥した部分に塗って2~3分ほど放置したら、
最後に洗い流すだけでOK。

1度使えば、半日くらいは余裕で肌の潤いが続きますし、
ワセリンなどで保護すれば、より強力に保湿力が保たれます。

肌潤糖はもともと、
肌の乾燥によって起きるアトピーを改善するために
開発された保湿剤なので、どれだけ敏感肌であっても、
安心して使い続けられるように設計されています。

化学成分や添加物や一切使われていなくて、
原料は100%天然成分なので、
生まれたばかりの赤ちゃんにも使えるほどです。

肌潤糖の購入にあたって、公式サイトでは、
単品の徳用パックか定期購入を選ぶことで、
割引価格が適用されるうえに返金保証もついています。

使い勝手や効果に不満があればいつでも返金してもらえるので、
お試ししやすくなっていますが、全額返金キャンペーンは
いつまで続くのかはわからないので、
興味があれば、早目に申込みしたほうが良さそうです。
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正座ダコの黒ずみも保湿で改善

足首や足の甲にできた正座ダコが大きく目立つだけじゃなく、
黒ずみも見られるのはメラニン色素による色素沈着が原因です。

肌に加わる物理的な刺激がメラニン色素の分泌を促すので、
肌の負担をできるだけ軽くすることがやはり大切です。

圧迫・摩擦させないように気を付けると同時に、
やはり欠かせないのが保湿対策です。

肌に蓄積されたメラニン色素を肌から追い出すには、
やっぱり新陳代謝を促すしかありません。

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