北海道から東京に出てみて、北海道とそれ以外の地域では、
地図を見るときの縮尺感覚が違うのに、随分とびっくりしました。
北海道にいるときの感覚で地図を見てしまうと、
「1キロくらいだと思ったら100メートルだった。汗」
みたいなことが本当によくあります。
山手線沿線も、地図をよくよく眺めてみると、
案外、狭い範囲をぐるぐる回っているってことがわかりますよね。
目次
札幌・函館間のJR特急料金・所要時間など
札幌と函館の間はJRが通ってます。
今度、新幹線も走りますしw
移動手段は車を使うよりももちろん、
JRの方が速いです。
JRだと交通事故の心配も
なくなりますよね。
ただし車で移動するよりも割高になってしまいますが、
その代り、安全に移動できるというのがメリットでもあります。
札幌・函館間は、だいたい2時間に1本くらいの間隔で
特急電車が走っていて、所要時間は3時間半が目安。
料金は運賃5720円に加えて、
特急料金3110円がかかりますから、
片道で8830円。
往復だと17660円ですね。
ちなみに、特急列車には、
グリーン車に相当する座席もあります。
その場合、特急料金がグリーン料金となり6700円。
片道12420円、往復24840円となります。
北海道はデカいですから、移動に関しては、
時間もお金もかかりがちなのが
デメリット言えばデメリットですね。汗
車・高速バスを使う場合
札幌・函館間を
道路で行き来する場合についても、
参考に紹介しておきます。
関連ページ:新千歳空港から札幌駅までバス・JR・車(タクシー)料金や時間
自分で車を運転して移動する場合(一般道)
片道だいたい5時間くらいは覚悟しましょう。
もちろん、途中休憩したらそれだけ時間がプラスされます。
ルートとしては国道5号線を走り続けるのが、
標準ルートらしいですが、ちょっと遠回りです。
地元の人ならば、札幌からまず中山峠をめざし、
それから苫小牧へと抜けます。
そして室蘭・倶知安と経由して、
函館に向かいます。
こっちのルートの方が、休憩する場所も結構あるし、
何より距離が短くなって、より短時間で移動できます。
高速道路も一応はつながっているのですが、
かなり迂回して走らされることになりますので、
中山峠を使った下道ルートがおすすめです。
車で高速道路でいく場合
実際にグーグルマップの経路探索や、
ナビの到着予定時刻を調べてもらうとわかりますが、
札幌・函館間を車で移動する場合、
高速道路と一般道で所要時間はあまり変わりません。
所要時間で考えると高速道路を使う意味はないんですが、
道路状況は断然、高速道路の方が良いです。
中山峠というのは実は、札幌市民ならば誰もが知る、
けっこうな難所の峠道です。
くねくねとひどく曲がりくねっているわけではないんですが、
周りの車やトラックが、死にたいのか?って言うくらいに、
ビュンビュンとスピードを出していくんです。。。。
特に雪道運転の経験があまりないのであれば、
冬の北海道の峠道の運転はできるだけ避けたほうが良いです。
いずれにしても、雪道を運転する場合には、
スリップを防ぐためにエンジンブレーキを活用しましょう。
関連ページ:エンジンブレーキの使い方・燃費|坂道・雪道だと?
特に坂道を下っている最中の横滑りには要注意です。
absがあればとりあえずは、滑っても車線を大きく外れることなく、
停まれると思っているかもしれませんが、absは横滑りに弱いと言われています。
さらに、absだろうがなんだろうが、何をしても滑る日があるので、
雪道の運転は急ブレーキ・急ハンドル・急加速に十分に気を付けましょう。
関連ページ:スタッドレスでもアイスバーンは滑る|ABSもブラックアイスバーンに無力?
高速バスを使う場合
高速バスは
高速道路を使います(笑)
当たり前かww
遠回りなルートをたどるため、
ぶっちゃけ、所要時間は
下道とあまり変わりません。
だいたい5時間半が目安で、
料金の方は片道4810円。
2時間に1本走っているので、
割と便数があります。
往復だと8580円となって、
JRよりちょびっと割安になるのが、
せめてものメリットじゃないでしょうか^^;
関連ページ:札幌から小樽の移動時間は車・バスよりJRが料金的にもベスト
新千歳空港が吹雪で欠航して函館空港に着陸した場合
北海道の冬の空港は吹雪で欠航となることが多いです。
羽田空港とか成田空港とかに比べると、雪に強くて欠航しにくいものの、
それでも吹雪の状況によっては天候不良で欠航することがあります。
関連ページ:マイナス10度の服装|マイナス5度やマイナス15度以下の服装防寒対策
ただ航空会社としては、多少の着陸余地がある場合には、
飛行機を飛ばすこともあり、飛行中に着陸が無理となった場合、
函館空港などで下されることもあります。
その場合、バスかもしくは電車で陸路で札幌に向かわなければいけないですが、
バスと電車のどちらが良いかというと、ココは電車じゃないかと思います。
札幌に近づけば近づくほど、吹雪が強まると予想され、
バスだと道路状況がきわめて悪くなる危険性が高いです。
電車だって吹雪の影響はもちろん受けるものの、
バスよりは電車のほうがまだ吹雪には強いですし、
仮に電車が止まってしまっても電車の車内は
バスよりも快適に過ごせるんじゃないかと思います。
ところで、新幹線が走るのも札幌・函館間
北海道新幹線ができる・できない
といった話は僕が子供のころから
ずっと話題になっていました。
で、ここ最近になって
ようやく現実化してきましたね。
関連ページ:新千歳空港から札幌駅までバス・JR・車(タクシー)料金や時間
新幹線開通にあたって、
現在のJR函館駅の他に、
新函館北斗駅という駅が
新設される予定。
札幌からの所要時間は
おそらく1時間くらいになるだろう、
と言われています。
仮に全線開通した場合、
札幌・東京間が4時間40分くらい
になると予想されています。
気になるのは
一日何便くらい出るのか?
料金がどのくらいになるのか?
といったところですが、
札幌・函館間を40分で移動
できる飛行機にとっては、
かなり耳の痛い話じゃないでしょうか?
新幹線よりも飛行機の方が
速く移動できるわけですが、
最大のデメリットはなんといっても、
空港までのアクセスが不便なところです。
新幹線の駅は札幌駅にできるようですし、
新函館北斗駅も割と函館市内に近いところ
にできるみたいです。
しかし札幌・函館間を結ぶ飛行機の路線は、
丘珠空港という、札幌の都心からは、
ちょっと離れた位置にあります。
車がなければ行けない場所にあります。
正直なところ、北海道の冬に新幹線が耐えられるのか?
それが一番心配ですが、よく考えたらすでに、
上越新幹線が雪道を走っているんですよね^^;
雪国での新幹線の運用方法に関して、
かなりのノウハウを蓄積しているでしょうから、
北海道新幹線でもJRの底力を見せてきそうですww