化粧水やシャンプーなどの液体が
スーツケースやバックの中で液漏れしてしまったら、
せっかくの旅行が憂鬱な気分になってしまいますよね。
化粧水やシャンプーなどを液漏れさせないためには、
気圧のことを気にするよりも、衝撃に耐えられるようにすることと、
液漏れしても良い状態にしておくことが重要です。
たとえばキャップ式の化粧水やシャンプーというのは、
基本的にお風呂場・洗面台に置いておくことを想定しているため、
衝撃には耐えられるような構造はしていません。
液漏れしても良いように、化粧水やシャンプーなどは、
ジップロックなどの袋に入れてスーツケースやバッグに入れておくのと、
キャップの部分をガムテープなどでしっかり封印すると良いです。
関連ページ:機内持ち込みギリギリの手荷物|キャリー・スーツケース・リュック
目次
飛行機で化粧水の液漏れ・漏れる原因は気圧?
化粧水が漏れる、シャンプーなどが液漏れするのは、
気圧が原因じゃないか?とも考えられますよね。
飛行機で上空に行ってみると、確かに、
ポテトチップスの袋なんかがパンパンに膨らみます。
使いかけの化粧水を飛行機の機内に持ち込めば、
容器の中の空気ももちろん膨らんで、そのせいで、
中の化粧水が押し出されるんじゃないのか?とも考えられます。
ただ実際には、気圧の影響で化粧水が漏れるとは、
少し考えにくいものがあります。
というのも、フライト中はいくら気圧が下がると言っても、
飛行機の機内の気圧はせいぜい0.85気圧程度まで
しか下がらないからです。
これはだいたい、富士山の5合目と同じくらいの気圧です。
このくらいの気圧の変化で、
化粧水のボトルのキャップが勝手に開いてしまうのは、
少し考えにくいものがあります。
化粧水の液漏れが起きるのは、調べてみると、
機内に化粧水を持ち込んだ場合じゃなくて、
化粧水を預け入れ荷物に収納していた場合の方が圧倒的に多いです。
どうやら化粧水を入れたスーツケースやカバンが、
預入している最中に他の荷物とぶつかったり、
上下左右にひっくり返ることで、
化粧水の液漏れ・漏れるが起きるようです。
つまり、化粧水の容器に物理的に衝撃が加わることが、
化粧水の液漏れ・漏れる原因だと思われます。
実際に、次で紹介していくような対策をすることで、
化粧水が液漏れしたり漏れるのを、
ほぼ問題なく食い止めることができます。
化粧水の液漏れ・漏れる対策
気圧が原因なのであれば、
化粧水の容器を化粧水で満たして空気をなくせば、
化粧水の液漏れ・漏れるのを防ぐことができるでしょう。
ただ実際には、容器から空気を抜いても
液漏れしているケースがあり、
化粧水の液漏れ・漏れるはやはり、
気圧よりも物理的な衝撃だと考えられます。
そこで、化粧水の液漏れ・漏れるのを防ぐには、
化粧水の容器を衝撃から守ったり、
化粧水が漏れにくくする対策が有効です。
具体的には、
- まずは液漏れしないか容器か確認
- セロテープ(ガムテープ)でキャップを封印
- サランラップを挟む
- ジップロックに入れる
- 布で包む(靴下など)
- スクリューキャップの容器に入れ替える
- 試供品を持っていく
といった対策方法があります。
まずは液漏れしないか容器か確認
一番最初にしなければいけないことは、
飛行機に持ち込もうと思っている化粧水の容器を、
上下左右に振ってみること。
そもそも、化粧水のキャップの締め付けが
ゆるいかきついかなんて、
化粧水を化粧台に普通に置いている分には
なかなか気づかないですからね。
キャップの締め付けがもともとゆるくて、
スーツケースの中で化粧水がさかさまになった結果、
化粧水が液漏れ・漏れることがあり得ます。
化粧水を容器ごと上下左右に振ってみて液漏れするようなら、
容器そのものを取り換えたほうが良いですね。
セロテープ(ガムテープ)でキャップを封印
キャップの締め付けが緩めでも、
セロテープでキャップをとめてしまう、
という方法もあります。
ただ、少し強引なやり方ですし、
セロテープは基本的に1回貼って1回はがせば
粘着力はほとんどなくなってしまいます。
セロテープを張り付けた化粧水を
飛行機に持ち込む分には良いですが、
逆に旅行先から戻ってくるときには、
セロテープが使えるとは限らないですしね。
キチンと化粧水が液漏れ・漏れるのを
防ぐことができるか疑問も残るので、
セロテープはあまりおすすめはできません。
セロテープを使うくらいなら、
粘着力がより強力なガムテープを使うほうがよいでしょう。
ガムテープなら、旅行中も意外と重宝します。
ガムテープ自体をくるくる巻いて
コンパクトに持ち運びできるし、
荷物の簡単な補修・梱包に使えます。
サランラップを挟む
少し緩めのキャップでも、
サランラップを挟むことによって、
締め付けをギュッときつくできるようです。
実際にサランラップをまいた化粧水を
さかさまにしてみたり、激しく振ってみても、
ほとんど漏れなくなります。
ジップロックに入れる
化粧水をスーツケースに入れて預ける場合にしても、
手荷物で飛行機の機内に化粧水を持ち込むにしても、
定番中の定番はジップロックに入れることです。
旅行慣れしている人は、CAさんも含めて、
液体関係はジップロックに入れるのが常識となっています。
ジップロックに入れておけば、万が一、化粧水が漏れることがあっても、
被害はジップロック中に抑えることができます。
洋服やお土産などを化粧水で汚す心配がないですよね。
布で包む(靴下など)
靴下など、割と化粧水で濡れてもダメージは少ないし、
旅行先でもすぐに洗えたり、買い替えができるもので、
化粧水を包んでしまうという方法もあります。
長期の旅行で大き目の化粧水を持っていくような場合は、
靴下などの布で包んでおくのが良いでしょう。
化粧水に加わる衝撃を和らげてくれるし、
万が一、液漏れしても、荷物の中に漏れた化粧水が広がるのを
抑えることができますね。
スクリューキャップの容器に入れ替える
キャップと容器がつながっているワンタッチ式よりも、
キャップでくるくると容器の出口を締め付けられる
スクリューキャップの方が間違いなく、液漏れしにくくなります。
ANAスカイラウンジなど、
空港で売っているような旅行用の化粧水入れなんかは、
きつく締められるスクリュータイプなので、
安心して持ち運びできますよ。
試供品を持っていく
やはり、旅行慣れしている人が意外と活用しているのが、
試供品です。
1回使いきりのパウチタイプの試供品を取っておいたり、
小さい容器を取っておいたりして、化粧水の持ち運びに使っていたりします。
化粧水の機内持ち込みについて
化粧水など液体タイプの化粧品を
手荷物として機内持ち込む場合、
いくつかの制限事項を守らなければいけません。
100ml容器に移し替えてジップロックなどにまとめなければいけないし、
液体類の持ち込みできる総量にも上限が定められています。
関連ページ:目薬・コンタクト洗浄液・医薬品の機内持込み|国際線・国内線では?
保安検査を通過すれば、
液体類の持ち込みルールは随分と緩くなるものの、
土壇場になって機内持ち込み拒否されないように気を付けなければいけません。
LCCだと、預かり荷物を追加するとなると、
追加料金がかかってしまうので、
気を付けるようにしましょう。
関連ページ:液体の機内持ち込みはジップロック|国際線・国内線の容量・サイズは?
まとめ飛行機で化粧水が漏れるのを防ぐ!
旅行慣れしている人が飛行機へ化粧水(シャンプー)などの
液体持ち込む場合、どんな風にしているのかというと、
ジップロックに入れるのが大多数の意見。
念には念を入れる人だと、化粧水をビニール袋などに入れておいて、
万が一、化粧水が漏れるようなことがっても、ジップロック内の
他の化粧品に被害が拡大しないようにしていますよ。