板橋花火大会(正式名称は、いたばし花火大会)は、
昭和27年に埼玉県戸田市との県境を整理した記念に
開催されたイベントが発祥という歴史のある花火大会です。
だから、いたばし花火大会の日には、
板橋側で花火が打ちあがるだけじゃなく、
同じ日に戸田側でも戸田橋花火大会が開催されるんですね。
最近では「伝統の隅田川」「実力の板橋」と呼ばれることもあるようで、
隅田川花火大会の打ち上げ数は約2万2000発に対して、
板橋花火大会では戸田橋花火大会と合わせて約1万2000発と少なめ。
ただ、妖怪ウォッチ花火やポケモン花火、
ナイアガラの滝や都内最大と言われる尺五寸玉の打ち上げなど、
特徴のある花火が打ち上げられるのが板橋花火大会です。
そのため、人出の方も隅田川花火大会では約100万人規模なのに対して、
板橋花火大会で50万人、戸田橋花火大会40万人と、
人ごみの混雑に関しては隅田川花火大会とほぼ互角。
有名人も来賓として招かれることの多い板橋花火大会について、
穴場での場所取り情報やアクセス、プログラム(スケジュール)など、
ありとあらゆる情報を網羅してみました。
公式サイト:いたばし花火大会
いたばし花火 2019年8月3日(土) 打ち上げ数 約12000発!東京ナンバーワンの大玉「尺五寸玉」を打ち上げ!関東最長級! 総延長700mの「大ナイアガラの滝」日本最高峰の花火師10名が夢競演!
目次
板橋花火大会の日程
板橋花火大会の開催日はいつなのかというと、
毎年、8月の第1週目の土曜日開催と決まっています。
過去の開催日と時間は、
- 2016年8月5日(土)19:00~20:30
- 2017年8月5日(土) 19:00~20:30
- 2018年8月4日(土) 19:00~20:30
となっているので、2019年は例年通りで考えると、
2019年8月3日(土) 19:00~20:30
になります。に決定しました。
具体的な日程、有料席情報などに関しては例年、
5月下旬~6月上旬にかけて、
板橋区のホームページや広報でも発表されます。
雨や強風などの理由で中止になった場合は翌日の日曜日に順延となり、
日曜日の開催も難しい場合には、打ち上げ中止となります。
板橋花火大会のアクセス
板橋花火大会の打ち上げ場所へのアクセス方法は、
公共交通機関(電車かバス)を使うのが便利です。
車でもアクセスできないことはないんですが、
かなり広い範囲にわたって交通規制がしかれるし、
周辺の駅から板橋花火大会の打ち上げ場所までは、
大勢の人ごみでごった返します。
路線パスですら迂回させられるような状態なので、
車ではとても近づくことはできません。
電車かバスの利用をおすすめします。
関連ページ:板橋花火大会の電車・バスアクセス|浮間舟渡,高島平,西台,蓮根駅
電車で向かう場合には、
- 浮間舟渡駅(JR埼京線)
- 戸田公園駅(JR埼京線)
- 蓮根駅(都営三田線)
- 西台駅(都営三田線)
- 高島平駅(都営三田線)
の5つがあります。
どの駅からも板橋花火大会の打ち上げ場所まで、
どんなに早くても10分はかかります。
もちろん、大混雑していて、なかなか前に進まないので、
打ち上げ時間・帰りの時間両方とも、
時間に余裕を持って移動するようにしましょう。
バスを利用する場合には、
例年だと東武東上線成増駅と東武練馬駅から
国際航業バスが臨時便を出しています。
駐車場・駐輪場は?
どうしても車で行かなきゃいけない場合には、
板橋花火大会の打ち上げ場所近くには車で侵入できません。
交通規制エリア外の駐車場に停めなければいけないんですが、
具体的に、どこにどんな駐車場があるのかというと、
こちらの記事に詳しくまとめています。
ただもちろん、駐車場が空いている保障はないので、
車で行く場合には、かなり早めに停めておくほうが良いですし、
帰るときには人ごみに巻き込まれることになるので、
やはり、時間には十分な余裕を見ておく必要があります。
一方で自転車の方はというと、
交通規制エリア内にいくつか駐輪場が設置されています。
人ごみさえ抜けてしまえば、自転車でスイスイ移動できるので、
割と近場に住んでいるなら、
自転車でアクセスするのも良いんじゃないでしょうか。
関連ページ:板橋花火大会の駐車場・駐輪場|自動車・自転車でのアクセス情報
板橋花火大会の見どころ
冒頭でも板橋花火大会の見どころについて軽く触れましたが、
もう少し詳しく見どころを紹介していきましょう。
ここ最近は芸能人が来賓として招かれていて、
- 2016年はレスリングの吉田沙保里選手
- 2017年は杉浦太陽さん(板橋区観光大使)
杉浦太陽さんは2018年も板橋区観光大使に任命されているようで、
同じくいっこく堂さんも板橋区観光大使に任命されているので、
2018年はいっこく堂さんが来賓として挨拶するかも?しれませんね。
ちなみに吉田沙保里選手は
2016年に板橋スポーツ大使をしていたことから、
来賓として招かれたようです。
都内最大と言われる尺五寸玉の打ち上げ
板橋花火大会の目玉の一つが尺五寸玉という
尺玉が打ち上げられること。
尺玉とは1尺(10寸)を超える大玉のこと。
尺五寸玉とは「一尺五寸」(15寸)サイズで、
15号玉とも呼ばれます。
花火の直径はおよそ400mにも広がり、
300m以上の高さまで打ち上げられるので、
スカイツリーの高さを超える高さになります。
都内のような人口密集地の場合、
保安距離の関係で尺玉はなかなか打ち上げられないので、
板橋花火大会は貴重な花火大会と言えます。
関連ページ:花火大会の見える距離や大きさ|尺玉(三尺玉,四尺玉)の範囲は?
都内屈指のナイアガラの滝
ナイアガラの滝とは?
速火線で連結した焔管を数から数十メートルに渡り一列に吊し、点火によって焔管から火の粉が一斉に流れ落ちるもの。
一部花火大会では2000mに及ぶものも存在する。ナイアガラ滝から。
(ウィキペディアより)
総全長700mにもなる板橋花火大会のナイアガラの滝は、関東最大級です。
広々とした河川敷を使える板橋花火大会ならでわの規模を誇っています。
数年前から天空のナイアガラという新しいタイプのナイアガラの滝も加わり、
ワイドスターマイン「夜空の大万華鏡」と尺五寸玉が打ち上げられると、フィナーレを迎えます。
板橋花火大会の流れ(スケジュール)
公式では19時からのスタートとなっていますが、
最初に板橋区長のありがたいお話からスタートします。
この話が毎年意外と長くて、区長挨拶以外にも、
来賓・協賛紹介など打ち上げスタートまで10分ほど待たされます。
当日会場で配られるパンフレットには
当日の打ちあげスケジュールが詳細に紹介されていて、
- 誰の協賛で何尺玉が何発打ち上げられるのか?
- 打ち上げ花火の名前は?
なんかがまとめられています。
ただ花火を見ている分には、そんなことはまるで気にしている暇もないし、
見るのに忙しくて調べる暇もないので、
結局、今どの位まで花火を進んでいるのか?を、
パンフレットでスケジュールをさっと確認する程度になります。
板橋花火大会の穴場の場所取り
板橋花火大会では、当時の午前0時から場所取り可能となります。
今年(2018年)であれば8月4日(土)0時0分
から場所取りが解禁となりますが、
それ以前の場所取りは撤去されてしまうので、
注意をしましょう。
穴場という穴場はいまいち存在しないものの、
イオン東武練馬店では屋上を解放していたり、
距離は遠くなるものの笹目橋から花火を眺めることもできます。
いたばし花火大会を、近所のイオンの屋上から見て来たよ!
さすがに遠いから音もほとんど聞こえないけど、
シンプルな菊の花も、カオスな仕掛け花火もどっちも良いな^ ^
来年は久々に現地で見てみたくなった。#いたばし花火大会2018 pic.twitter.com/RvvimGa82R— togerat (@togerat) August 4, 2018
いたばし戸田の花火大会をイオンの屋上から見ようといったら予想外に混んでた。ちなみにトータル4箇所の花火大会が見えた pic.twitter.com/W9BXfyG7uy
— 最後の星 (@musicman0205) August 3, 2014
関連ページ:板橋花火大会場所取り方法|穴場スポットや場所取りのコツは?
関連ページ:板橋花火大会の穴場スポット|穴場選びは風向きにも注意
板橋花火大会の有料席
ナイアガラの滝をできるだけ良い位置で見たいのであれば、
板橋花火大会の有料席を取るようにしましょう。