花火大会の花火が見える距離は、
何キロメートルくらいなのか?
いろいろ調べてみたところ、
韓国プサンで開かれる釜山花火祭りでの花火を
対馬からも見ることができるそうな。
対馬とプサンはおよそ50kmは離れているので、
障害物がなければ、これだけ遠くからでも、
花火を見ることができるようですね。
ただもちろん、50kmも離れてしまったら、
花火の大きさなんてものすごく小さくなるし、
花火の打ち上げ音もさっぱり聞こえないことでしょう。
現実的に、どのくらいの距離であれば、
花火を楽しむことができるるんでしょうか?
関連ページ:花火大会の見える距離や大きさ|尺玉(三尺玉,四尺玉)の範囲は?
花火自体を楽しむなら打ち上げ場所から500m以内
打ち上げ花火やスターマイン、企画花火やナイアガラの滝など、
花火そのものを楽しみたいのであれば、
打ち上げ場所から500m以内には場所取りするのが良いです。
このくらいの距離であれば、ヒュルヒュルーという花火の打ち上げ音も、
花火が開く爆発音も、タイムラグがほとんどなく聞こえてきます。
さらに打ち上げ場所ギリギリ近く、
200m、300m位まで近づくことができれば、
花火の打ち上げの振動も伝わってきて、
寄り迫力のある花火を楽しむことができるでしょう。
板橋花火大会で、
打ち上げ場所からだいたい500mの位置から
花火を撮影した様子がこちらです。
出典:http://fanblogs.jp/mansion48/archive/349/0
花火大会の雰囲気は1km以内でも楽しめる
打ち上げ場所から1kmくらい離れてしまうと、
花火の大きさはだいぶ小さくなってしまうものの、
ただそれでも、花火を十分に楽しめるレベルだし、
花火大会の独特の雰囲気も楽しめます。
花火も見たいけれど、皆と楽しく過ごしたい!
屋台でおいしいもの食べたい!というのであれば、
打ち上げ場所に近くて混雑する場所を避けて、
1キロメートル以内を目安に場所取りするのが良いでしょう。
東京都内の有名な花火大会
(板橋花火大会、隅田川花火大会、江戸川花火大会など)では、
たいていは付近一帯に交通規制が敷かれて、打ち上げ時間痔核になると、
道路にも場所取りして座ってみる人も出てきますからね。
2kmでも花火は見える距離
打ち上げ場所から2キロくらい離れてしまっても、
高いビルやマンションなどの障害物がなければ、
花火を十分に眺めることができます。
花火写真を撮ろうと思っても、
さすがに思い切り小さくなってしまうので、
写真撮影には向いていません。
ただ、このくらいまで打ち上げ場所から遠ざかると、
最寄駅につながるルートでもなければ、
人ごみもだいぶ減って、混雑しなくなります。
人ごみは苦手だけれど、花火は見たい!というのであれば、
1キロ~2キロくらいの範囲を目安に、
場所取りするのが良いんじゃないでしょうか。
板橋花火大会の見える距離・範囲
参考に、板橋花火大会を例に、
花火が見える範囲をまとめます。
まず500m以内となると、
ほぼ全域が交通規制が敷かれる範囲。
大混雑を免れないエリアですが、
荒川下流側(JR埼京線の浮間舟渡駅の方)を避けて、
荒川上流(都営三田線の高島平駅の方、笹目橋の方)であれば、
混雑がある程度は、緩和されます。
夕方くらいに行っても、河川敷にまだ余裕があり、
500m以内の大迫力で花火を楽しむことができます。
では1キロメートル以内の穴場はどこになるのかというと、
この付近は住宅が密集していて、公園などがほとんどないため、
実は良い穴場スポットがほとんどありません。汗
ぎりぎりで打ち上げ場所から荒川下流にある
浮間公園から花火を眺めることができるくらい。
戸田公園川からももちろん
1キロメートル以内で花火を見ることはできますが、
大混雑必至となる点に気を付けましょう。
2キロメートル以内まで範囲を伸ばせば、
穴場スポットも多くなります。
- 荒川上流にかかっている笹目橋
- 高島平駅から河川敷とは反対側に向かった先にある紅梅公園
といったスポットがあります。