市内引越し手続き|大阪市や川崎市、京都市、福岡市など

市役所手続き(転居届、印鑑登録など)

市内で引越しをする場合、

  • 転居届(住民異動届)
  • 印鑑登録
  • 国民健康保険

の3つに関してどのような手続きが必要になるのかというと、

同じ市内でも転居届(住民異動届)の手続きは必要

同じ市内・同じ区内の引越しであっても、
隣の家や同じマンション内の引越しであっても、
転居届(住民異動届)の市役所手続きは必要になります。

ちなみに、都道府県をまたいで引越しをする場合、
たとえば大阪から東京とか札幌から名古屋
といった感じで引越しをする場合は、転出届となります。

転出届の場合には、引越し元の市役所で転出届の手続きをしたら、
引越し先の市役所で今度は転入届の手続きをしなければいけません。

1回の引越しで2つの手間がかかってしまうものの、
同じ市内・同じく内であれば引越し先も引越し元も、
同じ市役所なので転居届(住民異動届)の手続きは1回ですむので楽ちんです。

関連ページ:住民票移さないとどうなる?デメリットは罰金?理由は住民税?

引越しをしたら住民票は確実に異動させるのがオススメで、
特に自動車を所有している場合、
自動車税の通知などを新住所で受け取るには、
住民票の異動が欠かせません。

関連ページ:引越しと自動車税|他県引越しで自動車税の納付は?転送される?

転出届はいつから?いつまでに出す?

転出届はいつから出せばよいのかというと、特に決まりはないようです。

ただ、引越し先の住所が決まらなければ、転出届に全て記入はできないので、
引越し日からさかのぼって1ヶ月以内に転出届を出すことになるでしょう。

逆に転出届をいつまでに出さなきゃいけない、というルールも特にないようなので、
引越しを済ませた後に転出届を出しても、特に問題はなさそうです。

関連ページ:転出届どこでもらえる?転出届どこに出す?どこでもいい?

関連ページ:転出届いつから出せる?転出届はいつまでに提出するのが有効?

印鑑登録の手続きも必須

転居届の手続きをして住民票上の居住地の住所が変更されると、
印鑑登録の記載内容も変更しなければいけません。

住民票に関しては転居届を出すことで
市役所の方で自動的に記載内容を変更してくれるものの、
印鑑登録の変更手続きをしてくれるわけじゃないので注意必要です。

市役所手続きはいつからいつまで?必要となるものは?

転居届(住民異動届)の手続きは
いつからいつまでにやらなければいけないのかというと、
おおむね転居後14日以内というルールになっているようです。

しかも原則として引越しが終わっていない場合、
引越し先に住居を移していないと手続できない
ルールになっているようです。

引越し日から数えて14日以内に手続きをすれば、
何の支障もないでしょう。

たとえば2018年6月15日に引っ越しをした場合、
2018年6月29日が転居届(住民異動届)の手続き締切となります。

転居届・印鑑登録で手続きで必要となる書類・持ち物は、
本人または世帯主であれば本人確認できる書類、具体的には、

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 国民健康保険証
  • 高齢者医療受給者証

などが該当します。

代理人が申請する際には、

  • 委任状(申請本人の自署押印がされたもの)
  • 代理人本人確認書類

が必要になります。

印鑑登録の手続きは本人確認書類に加えて、
もちろん、印章が必要になります。

代理人が印鑑登録の手続きするためには、
代理人自身の印章も必要になるので、
気を付けてくださいね。

市役所の開庁時間に注意

市役所というのは開庁時間が非常に限られています。

平日(月曜日~金曜日)の
午前8時30分~午後5時

が基本的な開庁時間。

月曜日や休日の翌日は特に混み合います。

土日祝日も簡単な手続きならできるようになっている
自治体もあるので、今住んでいる自治体の開庁時間を
調べてみると良いですよ。

電話番号や電気水道、ネット契約など

次に同じ市内の引越しで市役所以外に必要となる
手続きについてあげていくと、

  • 固定電話番号
  • 電気ガス水道など
  • インターネット契約
  • 郵便物の転送届け
  • 宅配サービスやカード契約など

といったものがあります。

関連ページ:引越し時の住所変更手続きリスト 免許証や車もしないとダメ!

固定電話番号

引越し先で電話を使えるようにするためには、
NTTの116へ電話をして、
引越しの手続きをしなければいけません。

同じ市内であれば基本的に
同じ電話番号を引き継げるはずなんですが、
収容局が異なるなど特殊な事情がある場合、
同一市区町村内でも電話番号が変更となる場合があります。

電気ガス水道など

電気ガス水道の住所変更手続きも、
忘れずに済ませておく必要があります。

都道府県をまたぐ引越し(転出)とは違って、
同じ市内の引越しであれば、会社内の管轄も同じなので、
基本的に連絡は1回でOK。

たとえば電気の引っ越しでは、手続きを1回済ませることで、
引越し元の電気契約がなくなり、
引越し先で新たな電気契約をすることになります。

ガスに関しては、同じ市内でも
プロパンガス・都市ガスの対応エリアが異なるので、
その場合、新規に契約し直すことになります。

インターネット契約

インターネットの契約に関しては、
同じ市内であってもちょっと厄介です。

現在はADSLを使っていて引越し先でも、
引き続きADSLを利用したいと思っている場合は、
NTTの電話回線の開通後じゃなければ、
ADSLの利用もできません。

NTTで工事完了後にインターネット会社の方で工事がスタートし、
工事が終わり次第、ADSLが開通することになるので、
どうしてもネットにつながらないダウンタイムが生じます。

また、引越し先の環境によっては、
そもそもADSLが使えないこともあります。

基地局から大きく離れていてADSL信号の減衰が激しく、
まともな回線速度(下りスピード)が出ない場合や、
引越し先の建物自体で独自にネット契約している場合などです。

光回線の契約をしていた場合にはさらに話はややこしくなり、
住居がマンションから戸建に代わる場合も契約内容や、
工事手続きがまるで変ってきます。

マンションが光回線に対応していなくて、
光回線契約をできないこともあるので、
インターネット契約については、
早目に確認を取っておいたほうが良いですよ。

関連ページ:auひかり(so-net)とnuro光比較|月額料金・通信速度は?
関連ページ:nuro光申し込みのおすすめは公式?お得なキャンペーンは?

郵便物の転送届け

同じ市内であっても
郵便物の転送届けは欠かすことはできません。

転送届けの手続き用はがきが、
郵便局に行けば必ず置いてあります。

郵便局で書いてその場で提出をしても良いですし、
後日記入をしてポストに投函してもOKです。

郵便物の転送期間は引越し日から1年以内となっているので、
この間に、各種住所変更手続きを済ませておく必要があります。

宅配サービスやカード契約など

市役所手続き以外にも、宅配サービスやカード契約など
民間の会社のサービスを利用している場合も、
各種手続きが必要になります。

カード契約は意外と忘れがちだったりするので、
郵便物の転送期間が終わる前に、
面倒でも手続きを済ませておきましょう。

子供がいる場合は児童手当、転園・転校手続きなど

保育園や公立の小学校に通っている子供がいる場合で
住んでいる学区が変わったりする場合には、
転園・転校手続きが必要になりますね。

保育園・幼稚園の転園に関しては、
学区の概念がないので、引っ越し先でも通えるのであれば、
転園手続きの必要はないでしょう。

また、子供関連の引越し手続きに関しては、

  • 児童手当
  • 予防接種

といったものあります。

児童手当や予防接種というのは、
各自治体ごとに管理しています。

同じ市内であっても、区ををまたぐような場合、
たとえば、札幌市中央区から札幌市帰宅に引っ越しをすると、
児童手当、予防接種の手続きも必要になります。

車がある場合は免許証・車庫証明更新・車検証など

運転免許証を持っているのであれば、
免許証の住所も更新なければいけません。

同じ市内にある警察署に行けば、
免許証更新のための手続き書類が用意されています。

必要事項を記入してその場で免許証と一緒に提出をすると、
免許証の裏面に住所変更したことを記載してもらえます。

免許証の住所変更の更新期間

免許証の住所変更に関しては、
一応は引っ越し後に速やかに行うことになっているものの、
さしあたって問題が生じることはありません。

だからと言って、免許証の住所変更をサボっていると、
免許更新を知らせるはがきが引越し先に届かなくなります。

運転免許証を更新するには、免許更新はがきが必須で、
もし免許更新はがきがない場合や更新期間を過ぎた場合、
手続きが本雑になります。

運転免許証の更新といえば、優良ドライバー(ゴールド免許)じゃなければ、
窓口が非常に混雑して、タダでさえ時間を食うのに、
さらに時間を奪われることになるので、
免許証の住所変更も早めに済ませておきましょう。

車庫証明の更新も必須

車を所有していて、
引っ越し先でも車を持ち続ける場合には、
車庫証明の更新も必要になります。

車庫証明の更新も警察署に行けば手続き書類があります。
車を止める場所を図でかかなければいけないので、
免許証とは違ってその場で提出するのは
難しいものがあると思います。

車庫証明の書類を提出後、後日、警察署から担当者がやってきて、
車を止める場所として問題がないことが確認されれば、
車庫証明が認められます。

関連ページ:車庫証明の必要書類と書き方 配置図や自認書、委任状は?

車検証の更新も必要

意外と忘れられがちなのが車検証の更新です。

車検証には所有者と使用者の2つがありますが、
車をローン(月賦)で購入している場合は、
所有者にはローン会社名もしくはディーラー名
となっていると思います。

使用者は自分(もしくは同居者、家族)となっているはずで、
使用者欄には使用者の住所も記載されています。

同じ市内であっても使用者の住所が変われば、
車検証も変更しなければいけません。

陸運局へ行って手続きを済ませる必要がありますが、
陸運局ってたいていは、車で行くにも遠いような、
辺鄙な場所にあるんですよね。汗

本来であれば車検証に関しても、
引越し後に速やかに住所変更するルールとなっています。

ただ、街中では見慣れないナンバーの車が、
わんさか走っているのを良く見かけます。

車検証の住所変更に関しては、
知っているのか知らないのかはわかりませんが、
引越し後も手続きをしていないと思われるケースも、
多いんじゃないでしょうか。汗

関連ページ:引越しと自動車税|他県引越しで自動車税の納付は?転送される?

引越し費用を安く抑えるなら?

引越し会社へ引越しをお願いする場合、
引越し費用は

  • トラックの数と大きさ
  • 作業員の人数
  • 移動距離

の3つの項目がベースとなって決まります。

同じ市内の引越しであれば、
移動距離はかなり短くなるので、
その分、引越し費用も安く抑えられますね。

荷物の数を減らせば引越し費用も安くなる可能性はあるものの、
トラックの台数ごとにカウントされてしまうので、
どちらかというと、引っ越しの準備をキチンと進めておいて、
当日に必要な作業員の数を減らす努力をしたほうが良いでしょう。

関連ページ:引越し荷造りいつから何日?引越し準備・片づけ日数は何日必要?

ただ、先ほどの3点がベースになると言っても、
引越し会社各社で同じ基準を採用しているわけではありません。

ある引越し会社は移動距離が短くても、
作業員やトラックによって値段が跳ね上がる
仕組みになっていることもあります。

もっと言うと、引越し費用なんて相場があるように見えて、
存在しない状態です。

同じ会社の同じ担当者に引越しの見積もりをしても、
日が違えば違う値段が出てくるほど、コロコロ変わるんです。

引越し費用は、複数の引越し会社へ見積もり依頼をすることで、
簡単に安い業者を探すことができます。

最安値の引っ越し業者をベースに再交渉していくことで、
さらに引越し費用を抑えることだってできます。

必要項目の入力がしやすいので、
スマホでも数分で済みますよ。
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