塩サウナのニキビ効果|塩サウナはニキビ悪化する?塩サウナの入り方は?

私たちが銭湯や温泉などで良く見かけるサウナは、
1000年以上も前に北欧で生まれたと言われています。

追記dropbox

日本には東京オリンピックを機会に導入され、
サウナ愛好家もたくさんいますよね。

サウナがニキビに良いとか、
逆にニキビが悪化するとかいろんな噂がありますが、
塩サウナがニキビ改善に効果が高いという話もあります。

耳慣れない塩サウナですが、本当に
ニキビに効果は期待できるんでしょうか?

塩サウナと普通のサウナの違い

まず塩サウナと普通のサウナでは
何が違うのか?を確認しておきましょう。

水蒸気で高温にした室内に入る点については、
塩サウナも普通のサウナも変わりはありません。

決定的に違う点は、一般的なサウナだと
室温が80~100度という高温になるのに対して、
塩サウナは40~50度ほど。

普段、お風呂に入るときの浴室内の温度を、
もう少し熱くしたような感じです。

ちなみに、40~50度のお湯につかると、
ひどく「熱い!」と感じますが、室温がこの程度であれば、
身の危険を感じるような暑さは感じません。

空気と水では熱の伝導率が違うからです。

塩サウナだと普通のサウナに比べて
汗をかくまでの時間も長くなるようですが、その代わり、
塩サウナの方がより多くの汗をかくと言われています。

塩サウナでは、汗が出る前に塩を体中にやさしく擦りこみ、
汗をかいて塩がドロドロになってきた状態で、
マッサージをするように体に擦りこんでいきます。

参考サイト:塩サウナ(ソルティサウナ)の入り方|サウナ攻略サイト
一般的なサウナは80~100℃設定されているのに対して、
塩サウナ(ソルティサウナ)は40~50℃に設定されていることが多いです。
サウナ室の温度が低いということは、汗をかくまでに時間がかかります。
塩サウナ(ソルティサウナ)で充分に発汗し、効果を得るためには、入り方に少し工夫が必要です。

サウナはニキビが悪化する?

サウナで汗をかくのはニキビにも良い、という人もいる反面、
サウナに入るとニキビが悪化するから危険!
なんて言われることもありますが、
サウナに入った後のケアを間違えている可能性が高いです。

汗を大量にかくことで、汗と一緒に
汗に溶けた肌表面の皮脂もどんどん
肌から流れ落ちていきます。

サウナから出た後、一時的に肌が強く乾燥することになり、
肌の乾燥を補うために、皮脂腺の活動が活発化し、
皮脂の分泌量が増えてしまいます。

ニキビが直らないのは、もともと皮脂の分泌量が多く、
毛穴の中に皮脂がたまりがちになっているから。

そんな状態でさらに皮脂の分泌量が増えてしまったら、
さらに大量の皮脂が毛穴に詰まってしまい、
ニキビ悪化の原因となってしまいます。

サウナに入ること自体は決して、
ニキビに悪いわけではありません。

サウナに入った後、肌を乾燥させないように、
丁寧な保湿ケアが欠かせません。

塩サウナ・通常のサウナのニキビ効果

塩サウナも通常のサウナも、
室温を高温にして発汗を促すという点では共通しています。

塩サウナと通常のサウナに共通して期待できる
ニキビケア効果としては、

  • 毛穴につまった皮脂・汚れ除去
  • 肌表面・体内の血行促進
  • 新陳代謝を高める

といったものがあります。

毛穴につまった皮脂・汚れ除去

私たちの体には体温調節機能があります。

周囲の温度が上がると、
それに伴って体温も上昇してしまいますが、
体の中に熱がたまりすぎないように、
熱を逃がす働きがあります。

熱を逃がすためには血管を拡張させ毛穴を開きます。

逆に寒くなって熱を奪われないようにするためには、
血管を縮小させて毛穴も閉じます。

真皮層という肌の奥の方にある皮膚に、
立毛筋という部分があって、この組織が伸びることで、
毛穴が広がる仕組みになっています。

毛穴が広がるということは
毛穴の出入り口が大きく空いた状態になりますから、
毛穴の中に詰まった汚れや皮脂も出ていきやすくなります。

毛穴に詰まっていた汚れが汗と共に流れ落ちていき、
毛穴洗浄ができます。

関連ページ:すっぴん毛穴が目立つ|毛穴だらけのすっぴんはビーグレンで改善

肌表面・体内の血行促進

サウナに入ると室温に合わせて血管も拡張されます。

血管が拡張するということは血液の流れもスムーズになり、
血液循環も良くなります。

血液循環が促されることで、肌表面や肌内部では、
酸素や栄養分の供給が活発になりますし、
逆に肌組織の活動によって生み出される老廃物の回収も
スムーズに進むようになります。

新陳代謝を高める

サウナに入って汗をかくというのは、
身体にとっては運動したのと同じような効果があります。

身体を動かして運動するというのは、
全身に良い刺激を与えます。

細胞の活動を活発化させることができるので、
新陳代謝を促すことができます。

肌にとっては、肌組織の活動を促し、
皮膚の生まれ変わりが進みやすくなります。

肌表面の古い角質がはがれやすくなり、
新しい皮膚の生成を促してくれます。

塩の殺菌力・洗浄力が塩サウナの最大のメリット

塩サウナと通常のサウナでは室温が異なりますが、
最大の違いは塩サウナだと塩を使う点でしょう。

なぜ塩を使うとニキビに効果が期待できるのかというと、
塩には天然の殺菌効果があるからです。

野菜を収穫してそのまま放置をしていると、
そのうち腐って食べられなくなってしまいます。

けれども漬物にして塩分をたっぷり含ませることで、
保存期間がうんと長くなり、日持ちするようになりますよね。

ニキビが悪化するのはアクネ菌などの菌が原因。

塩を肌に塗りこむことでニキビを増やす雑菌の繁殖を防ぎ、
ニキビ悪化を防いでくれるわけです。

塩の殺菌力についてもう少し詳しく説明をすると、
実は塩が直接、雑菌を殺菌したり防腐作用があるわけではありません。

塩水は、濃度が濃くなればなるほど「浸透圧」が高くなります。

塩を野菜にまぶすつことで野菜の中の水分がドンドン取り除かれていき、
微生物の繁殖に必要なだけの必要な水分が不足するようになります。

その結果、殺菌・防腐効果をつながるというわけです。

私たちの体の細胞が老廃物を代謝する際も、
実は浸透圧を利用しています。

細胞内の水分よりも高い浸透圧の水分で取り囲まれることで、
細胞内にたまった老廃物が細胞壁からどんどんしみだしていきます。

肌組織にたまった老廃物も塩サウナによってどんどん代謝されるので、
ニキビケアに効果が期待できるわけです。

参考サイト:レファレンス協同データベース
塩の殺菌・防腐作用について、しくみを知りたい

汗と一緒に老廃物が代謝される??

ニキビに対するサウナの効果について調べていると
「汗と一緒に老廃物が代謝される!」という記述が見られますが、
非常に誤解を招きやすい表現です。

いかにも
「肌の中の老廃物が汗に溶けだして、汗と一緒に流れ出ていく。」
というイメージを持ってしまいがちですが、
実際には汗にはほとんど老廃物は含まれていません。

汗の出口(汗腺)には大きく分けて2種類があって、
エクリン汗腺とアポクリン汗腺というのがあります。

アポクリン汗腺には確かに微量ですが老廃物や毒素が含まれていて、
ワキガなど体臭の原因にもなったりします。

けれどもアポクリン汗腺が多く分布しているのは、
体の中でも脇や陰部(デリケートゾーン)など限られた部分。

顔や背中、首など大半の部位はほぼエクリン汗腺のみで、
汗には老廃物はほとんど含まれていません。

そもそも、毛穴と汗腺は全く別のもので、
毛穴が開いたからと言って必ずしも、発汗量が増えるわけじゃないし、
発汗によって毛穴の汚れを直接取り除いてくれるわけでもありません。

塩サウナの効果的な入り方

ニキビ改善のために塩サウナを試してみたい!
塩サウナの正しい入り方はどんなやり方なのかというと、

  1. 事前に体温をあげ水を飲んでおく
  2. 全身に優しく塩を塗る
  3. 発汗してきたら優しくマッサージ
  4. シャワーで塩と汗を流す
  5. 塩サウナ後はすぐに保湿する

といった流れになります。

1.事前に体温をあげ水を飲んでおく

塩サウナに入る前に体が冷えていると、
急激な温度差でめまいがしたり体調を崩す危険があります。

湯船にしっかりつかるなどして体温を上げておき、
さらに水分もきちんと補給しておきましょう。

塩サウナで大量発汗したのは良いものの、
軽い脱水症状を起こしてしまうのは避けたいところです。

2.全身に優しく塩を塗る

まだ汗をかく前に塩を全身に塗っていきますが、
強く塩を塗りすぎると肌を痛めます。

塗るというよりは置くようなイメージで、
肌にまぶしていきましょう。

頭皮にも塩を塗りこんでいっても良いんですが、
目元や陰部などデリケートな部分に関しては、
刺激に負ける危険性があるので避けたほうが良いです。

3.発汗してきたら優しくマッサージ

塩サウナではだいたい20分くらいでようやく、
ダラダラと汗が流れてくるようになります。

汗のかき具合が遅いなと思ったら、
発汗を促すツボが首の後ろにあります。

指4本で首の後ろをぐっと押し込むと、
発汗を促すができます。

塩が完全に汗に溶けてしまうと、
塩をスクラブとして使うことができなくなるので、
ちょっと汗をかいて塩がなじんできた時点で、
塩を優しく肌になじませていきましょう。

マッサージの参考にリンパマッサージのやり方を紹介している動画がこちらです。

4.シャワーで塩と汗を流す

塩サウナをスタートさせて20分以上経過してくると、
塩が一通り溶けてしまったら、
肌表面がつるつるしてくるのが実感できると思います。

最後は、シャワーで塩と汗をさっぱり流して塩サウナ終了です。

塩サウナ後はすぐに保湿する

塩サウナで大量に汗を書くと、
肌表面の皮脂も一緒に肌から流れ落ちています。

余分な皮脂はニキビができる直接的な原因ではありますが、
皮脂は肌の乾燥を防ぐという重要な役割もあります。

ニキビができるほど過剰な皮脂分泌が起きるのも、
肌内部の乾燥を防ごうとしているからです。

せっかく塩サウナに入っても、肌が乾燥した状態で放置してしまうと、
やはりニキビができるリスクを高めてしまいます。

塩サウナ後はすぐに保湿したほうが良いんですが、
保湿の基本はやはり保湿化粧品を使ったスキンケアです。

保湿化粧品選びに関して、よく「化粧水が肌に入らない!」
という悩みを感じている人がいますが、
その点について、こちらの記事でも詳しく説明しています。

関連ページ:化粧水が入らない|肌に化粧水が入っていかない・浸透しない原因とおすすめ化粧水

塩サウナの注意点

塩サウナを試してみるにあたって、
注意しておくポイントもあります。

  • 汗をいつまでも放置しない
  • 赤ニキビを温め過ぎるのは危険
  • 水分不足は血液をドロドロにする

汗をいつまでも放置しない

塩サウナで汗をたくさんかいて、
そのままにしておくのが止めましょう。

汗によって皮脂がドンドン奪われ、塩サウナを終えた後、
肌を一時的に強く乾燥させてしまいます。

普段から脂性肌だったとしても、肌表面が乾燥することで、
ますます皮脂分泌が活発化してしまい、
ニキビ悪化の原因になります。

塩サウナを済ませた後は、
塩と一緒に素早く汗を洗い流すようにしましょう。

赤ニキビを温め過ぎるのは危険

炎症を起こしている赤ニキビがある状態で塩ニキビをすると、
赤ニキビが一時的に悪化することも考えられます。

肌表面の血流が促されますから、
赤ニキビにもより多くの血液が流れ込んでしまうからです。

赤ニキビが悪化して大きくなれば、
赤ニキビ周辺の肌組織をますます圧迫し、
炎症も広がる危険があります。

赤ニキビが化膿して黄ニキビに悪化するリスクもあるので、
長時間の塩サウナは避けましょう。

水分不足は血液をドロドロにする

塩サウナの前に十分に水分補給をしていなかったり、
長時間の塩サウナを続けてしまうことで、
体内の水分がドンドン奪われてしまいます。

その結果、血液の粘度がドロドロになって、
逆に血流が悪くなることがあります。

血行不良は肌組織の活動量減少に直結します。

肌の新陳代謝を衰えさせてしまったり、
肌に老廃物がたまりやすくさせることになるので、
十分な水分補給に気を付けましょう。

本気でニキビケアするならビーグレン

塩サウナで劇的にニキビを治す効果はあるのかというと、
決してそんなわけではありません。

どちらかというと、普段の丁寧なニキビケアにプラスして、
正しい塩サウナの入り方を実践することで、
ニキビが治るまでの期間を短縮してくれる、といった感じです。

ニキビを治すためには、

  • 肌表面を清潔に保つこと
  • 肌の新陳代謝を促すこと

の2点がポイント。

ニキビが一度できてしまったら、
肌の新陳代謝を促してニキビができた皮膚と一緒に、
肌から追い出す以外に、ニキビを治す方法はありません。

肌表面が汚れがちだと、新陳代謝を妨げることになるし、
ニキビを悪化させる危険性が高い状態になってしまいます。

ニキビケアの2つの必須条件を
高いレベルで満たしているのがビーグレンです。

繰り返すニキビを本気で治したいと考えている人には、
ビーグレンのニキビケアシリーズが特にオスすすめです。

クレイウォッシュで肌に優しく洗浄

ビーグレンの洗顔フォームは
クレイウォッシュ(泥洗顔)です。

泥の良いところは、
界面活性剤のような刺激の強い成分を使わなくても、
泥が持っている天然の吸着力によって、
肌に不要な汚れだけを吸い取ってくれること。

ビーグレンでは日本人の肌と相性がよく、
なおかつ微細な泥が使われているので、
毛穴の中に詰まった汚れもどんどん掻きだしてくれます。

泡立てる手間もないし、洗顔後も、
水で簡単に洗い流せるので、
毎日の洗顔時間も短縮できます。

Cセラムで新陳代謝改善

ビーグレンの代名詞ともいえるCセラムという美容液は、
高濃度のビタミンCを肌の奥に届けることができます。

がん治療薬の開発にも使われている技術を使い、
ビタミンCをナノサイズにまで分解し、さらに、
浸透力を強化させた特殊なカプセルに封じ込めます。

肌の新陳代謝を司っている組織は肌の奥にありますが、
Cセラムなら、そこまでしっかりビタミンCを届け、
肌の新陳代謝を促してくれます。

モイスチャーゲルクリームで肌を保湿

肌の新陳代謝が衰える原因の一つが肌内部の乾燥です。

肌組織の活動に必要な水分量が不足することで、
新陳代謝のスピードも遅くなってしまいます。

肌表面は皮脂でべたべただったとしても、
肌内部は乾燥している「インナードライ肌」が
ニキビの原因となっている人は多いです。

ビーグレンのモイスチャーゲルクリームなら、
肌内部にしっかりと水分を補ってくれます。

肌内部の水分量が増えれば増えるほど、
水風船のように肌も膨らんでいき、
肌にふっくらとした柔らかさも出るようになりますよ。

ビーグレンは365日返金保証&トライアルアセット付き

ビーグレンを初めて使ってみるのであれば、
トライアルアセットから申し込んでみましょう。

ニキビケアに特化したトライアルアセット(7日分)
が用意されていて、

  • 洗顔フォーム
  • 化粧水
  • 美容液
  • 美容クリーム

の4つがセットになっています。

トライアルセットに申し込んだからといって、
絶対に正規品に申し込む必要はありません。

試しに使ってみて、肌に合ったものだけを継続すれば良いですし、
合わないと思ったらトライアルセットだけで止めてOK。

ビーグレンなら返金保証だってついているし、
サポートデスクで肌の専門家にアドバイスもしてもらえるので、
試しに使ってみる価値は十分にありますよ。
↓↓↓

塩サウナに期待できるその他の効果

塩サウナの注意点をきちんと守ることで、
ニキビを治す効果はある程度は期待できそうです。

ニキビ対策以外にも塩サウナで期待できる効果としては、

  • ダイエット
  • 汗腺のトレーニング
  • 自律神経失調症の改善
  • 胃腸の働きを整える効果
  • フケ、白髪、抜け毛の減少
  • ヒジやヒザの黒ずみの改善

といったものがあります。

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