ぬいぐるみと言えば、
いろんな汚れがたまってしまうんですよね。
赤ちゃん用のぬいぐるみであれば、
- よだれ
- 涙
- 汗
- 鼻水
- 漏れたおしっこ
なんかがベトベトとぬいぐるみに付着して、
臭いの原因となります。
赤ちゃんではなくても、ぬいぐるみと普通に触れ合うだけで、
- 垢
- 皮脂
- 髪の毛
- 血
といったものはどうしても付着してしまいます。
ぬいぐるみをただ飾っているだけでも、
- ハウスダスト
- ちり、ほこり
- タバコのやに
- カビ
といった汚れが臭いのもとになります。
ぬいぐるみの臭いの取り方は
- 水洗い・部分洗い
- 重曹洗い
- クリーニング
といった方法があります。
目次
臭いぬいぐるみの水洗いの方法
臭いぬいぐるみを水洗いする前にまずは、
叩いて落とせる汚れ(ほこりやタバコのやに、砂など)を
落としておきましょう。
こうした汚れは水を吸ってしまうと
逆に落としにくくなってしまうからです。
ちなみに、運動靴や野球のユニフォームなどの
泥汚れが洗濯をしても落ちにくいのは、
砂や細かい石が繊維に絡みついているから。
臭いぬいぐるみを洗う場合と同様に、水洗いする前に、
乾いた状態でブラッシングしたりして、
砂や土を落としておくこと、
きれいに汚れを洗い流すことができます。
話を戻しますね。
洗剤を使ってぬいぐるみを水洗いをして
色落ちしないか心配があれば、
事前にぬれたタオルで軽く叩くように拭いてみて、
色落ち具合を確かめておくと良いです。
臭いぬいぐるみの水洗いに必要なモノ・水洗いのやり方
水洗いで必要になるものは、
- おけ、たらい、バケツなど(ぬいぐるみが入るサイズ)
- 中性洗剤(エマールなどおしゃれ着洗い用)
- ぬるま湯(温かいほうが汚れが落ちやすい)
の3つ。
水1リットルに対して中性洗剤を2,3滴の割合で、
おけに洗浄水を作ります。
洗浄水にぬいぐるみを浸して、
スポンジをもむように押し洗いします。
ここで強くこすったりしてしまうと、ひどく色落ちしたり、
ぬいぐるみの中の綿が偏って、型崩れすることもあるので、
丁寧に洗うように気を付けましょう。
水を切るときには、ぬいぐるみを押すように絞り、
きれいな水で何度もすすぎをしましょう。
洗浄液の泡が出てこなくなったり、
ヌメヌメした感じがなくなったら、
洗濯機で脱水にかけます。
洗濯機にそのままぬいぐるみを放り込んでしまうと、
やはり綿が偏ってしまう可能性があるものの、
タオルで包んでさらに洗濯ネットに入れれば、
型崩れの心配もほとんどなくなります。
水洗いしたぬいぐるみの脱水の時間は
5分も10分もかける必要はなく、
10秒ほど脱水すればOKです。
その後、吊るせるようならば吊るし干しして、
吊るせないようならば置き干しでもOK。
乾く前にブラッシングをしておけば、
ぬいぐるみを毛並み良く仕上げることができます。
臭いぬいぐるみの部分洗いのやり方
大きなぬいぐるみの顔だけ洗いたいなど、
ぬいぐるみを部分洗いする場合には、
硬く絞ったぬれタオルに
おしゃれ着洗い用の中性洗剤を混ぜます。
中性洗剤の濃度(濃さ)は、
水洗いの時に作った洗浄液と同じくらいの濃度で
作っておきましょう。
臭い汚れを落とし部分を
たたくようにしてふき取りましょう。
この時、色落ちしていないかどうか?
慎重に確認をしながら叩いたほうが良いです。
汚れがひどいときには、歯ブラシでこすって洗う方法もありますが、
生地をかなり傷めてしまうことになるので、
歯ブラシを使う場合は、より慎重に洗わなければいけません。
水洗いできないぬいぐるみ
水洗いに向いていないぬいぐるみもあるので、
気を付けましょう。
ぬいぐるみにどんな素材が使われているのか?によって、
水洗いできるもの・できないものがあります。
具体的には
- 中綿(なかわた)がポリエステル以外のぬいぐるみ
- 人工皮革や本革を使っているぬいぐるみ
- 生地や中綿にウールを使ったぬいぐるみ
- 電池式や電子部品が使われたぬいぐるみ
- 中に紙の芯が入ったぬいぐるみ
- 等身大など大きなぬいぐるみ
- 腕や頭の継ぎ目に接着剤を使ったぬいぐるみ
- 年代物のアンティークぬいぐるみ
- ボタンがついているぬいぐるみ
といったものは、水洗いは避けたほうが良いです。
中綿がポリエステルかどうかは、
触った感覚でだいたいは確かめることができます。
触り心地が硬ければポリエステル、
柔らかければポリエステル以外、という感じで判断できます。
ただ、ウールのぬいぐるみを水洗いすると、
ウールのセーターなどと同じく、縮みの原因となります。
重曹で臭いぬいぐるみを洗う方法
手軽で安く使えるお掃除道具として重曹が人気ですよね。
重曹の洗浄力でぬいぐるみの臭い汚れを落とす方法もあります。
用意するものは、
- ぬいぐるみが入る大き目のポリ袋(100lタイプなど)
- 重曹
- 掃除機
- 白タオル
- 水で薄めたクエン酸スプレー
重曹の量は、両手抱えて少しはみ出すくらいの
中くらいの大きさのぬいぐるみに対して1カップくらいが目安。
クエン酸スプレーは柔軟剤として使います。
お酢でも代用できますが、お酢の臭いが
混ざることもあるので、クエン酸を使うのが無難です。
ぬいぐるみに重曹を振り掛ける際には、
ポリ袋にぬいぐるみを入れると良いです。
ポリ袋の中に重曹とぬいぐるみを入れ、
激しくシャッフルして全体に振りかけていきます。
ぬいぐるみに細かい凸凹があって
重曹が付きにくい部分には、
手でもみこむように重曹を付けていきます。
重曹とぬいぐるみを一通りなじませた後は、
ポリ袋の口を閉めて、ガサガサと振り混ぜます。
2~3分程度、振り混ぜたら30分ほど寝かせ、
ポリ袋からぬいぐるみを取り出します。
重曹が意外と飛び散ってしまうので、
屋内(室内)じゃなくてベランダや玄関など、
屋外で作業する方が良いです。
最後に、ぬいぐるみについている重曹を
掃除機でギュンギュン吸い取っておきましょう。
凸凹があって吸い取りにくい部分については、
硬く絞ったタオルでふき取ります。
重曹は中性洗剤とは違ってアルカリ性なので、
仕上がりが少しパサつくことがあります。
そのため、酸性の性質をもつクエン酸スプレーを
柔軟剤の代わりに軽く吹き付けることで、
仕上がりをふっくらさせることができます。
ぬいぐるみの臭いがそれほどひどくなくて、
カビ汚れも見られるような場合には、重曹以外にも、
ハッカ油でスプレーを作ってみるのも良いですよ。
関連ページ:ハッカ油で洗顔・耳掃除|暑さ対策や口臭にもハッカ油は効果抜群
ぬいぐるみの金属部品は外しておくこと
重曹は、粉の状態では、
酸性でもアルカリ性でもない中性ですが、
水を含むと弱酸性を示すようになります。
そのため、ぬいぐるみに金属部品がついていると、
重曹によって酸化して劣化したり、錆びる可能性もあるので、
重曹を使う前にぬいぐるみから外しておくようにしましょう。
臭いぬいぐるみのクリーニング費用は?
水洗いをしても重曹で洗っても、
ぬいぐるみの臭いが取り切れない場合、
クリーニングに出して洗うこともできます。
ぬいぐるみ専門でクリーニングしてくれるお店があり、
ネット注文を受け付けているところもあります。
参考に2つのぬいぐるみクリーニング店の
料金ページのリンクを紹介しておきます。
全国宅配・高品質クリーニング&メンテナンスのデア
ぬいぐるみクリーニングの料金
クリーニング期間 約2~4週間
うさちゃんクリーニング
ぬいぐるみには、ダニや雑菌がつきやすく、小さなお子様にも清潔で安心して遊んでいただけるために定期的にキレイに洗うことをおすすめいたします。
10cmでで540円から。
このページの情報を見る限り、
ぬいぐるみの大きさが30cm以内で
およそ1500円程度。
100cm(1m)以内で3000円程度。
ただ100cmを超える大きなぬいぐるみだと、
クリーニングを受け付けてくれない場合もあり、
事前に確認が必要です。
ぬいぐるみのしつこい臭いの取り方|殺菌も必須!
入念に水洗いしても、重曹を使っても、
ぬいぐるみの臭いが落ちない場合、
殺菌が不十分なことが原因として考えられます。
ぬいぐるみの臭いの原因は、
確かに汗や垢、皮脂などです。
ただこれらの物質がそのまま
臭いの原因になるわけじゃなくて、
あくまでも「きっかけ」でしかありません。
こうした汚れをエサに雑菌が繁殖し、
雑菌の排泄物に臭いの原因物質が含まれているんです。
雑菌によって、
- アンモニア
- 酢酸
- 硫黄系化合物・窒素系化合物
といった臭いの元が生み出されるんです。
雑菌の量が増えれば増えるほど、
普通に洗ったくらいでは雑菌を落としきれません。
雑菌がぬいぐるみにわずかに残るだけでも、
驚異的なスピードで繁殖していき、臭いも再発することになります。
頑固でしつこいぬいぐるみの臭いを取るには、
殺菌することも欠かせません。
雑菌は衣類の中で繁殖しやすい!
ちなみに、ワキガや汗臭などの体臭は、
実は裸の状態だと、臭いはそれほどひどくなりません。
私たちの肌には常在菌(雑菌)が生息しているものの、
悪臭を放つほど以上に繁殖することはほとんどないんです。
雑菌が繁殖しやすいのは、布などの繊維の中です。
肌表面の雑菌がどんどん布中に乗り移っていき、
そこに様々な汚れが付着することによって
雑菌の繁殖が急激に進み、臭いがきつくなるわけです。
ぬいぐるみと言えば、洋服に比べて厚みがあり、
汗や湿気を吸い込むことで、中は意外と高湿度になります。
湿度が高くて薄暗い環境は雑菌にとっては、
絶好の繁殖場所になります。
ぬいぐるみは雑菌の宝庫と言っても良いモノで、
定期的にしっかり殺菌(除菌)することは必須です。
ヌーラで消臭&殺菌するのがおすすめ
ぬいぐるみの臭いを取るためには殺菌が欠かせません。
殺菌作用のある衣類用消臭スプレーも色んな種類がありますが、
おすすめなのは、ヌーラです。
ヌーラはもともとは、
強烈なワキガを改善するために作られていて、
たいていの臭いならほぼ瞬間的に消臭してくれるんです。
↓↓↓
ヌーラの特徴を2つにまとめると、
- 臭いの原因物質を分解して消臭
- 99.997%の除菌力
といった点が挙げられます。
臭いの原因物質を分解して消臭
消臭・脱臭など、臭いの消し方には
いろいろなやり方があります。
気を付けなければいけないのは、
別の香りで嫌な臭いをごまかすだけの
芳香剤タイプの消臭剤。
臭いが下手に混ざってしまうと、
さらにひどい悪臭となってしまいます。
ヌーラはその点、アンモニアなど臭いの原因物質を、
分子レベルで分解してしまいます。
臭いの原因物質を根本的に破壊してしまうので、
ヌーラを吹き付けるとほぼ瞬間的に臭いが無臭化するんです。
99.997%の除菌力
ヌーラの最大のポイントは、なんといっても、
強力な除菌力です。
第3者機関(財団法人北里環境科学センター)の
試験結果によると、臭いの原因菌となるコリネバクテリウムや、
黄色ブドウ球菌などの菌を99.997%も除菌できることが実証されています。
しかもその効果は72時間も続くので、
ヌーラを1度吹きかければ、3日間くらいは、
ぬいぐるみから臭いが漂ってくることはありません。
ニキビがなかなか治らなかったり、
ぬいぐるみだけじゃなくて体臭がきついのは、
実はぬいぐるみの中にたっぷり生息している
雑菌が悪さをしている可能性もあります。
身体に有害な雑菌をしっかり除菌することで、
ぬいぐるみだけじゃなくて、体の健康状態だって
改善するかもしれませんよ。
ヌーラはこんな臭いにも効果的
- 靴下を洗っても臭い
- タオルの臭いが取れない
- 洗濯できない帽子が臭い
- ソファーやカーテンにこびりついた臭い
ヌーラは返金保証付きで使える
ヌーラは無香料・無着色で、
サラサラでべたつきもありません。
口に入っても問題がないほど安全性も高いので、
敏感肌の人でも安心して使うことができます。
ぬいぐるみ以外にも、
車・トイレカバー・トイレマット・カーテン・ソファー
など布繊維であれば、どこにでも使うことができます。
ただもちろん、初めて使う場合には、
効果に不安を感じてしまうと思いますが、
ヌーラには返金保証がついています。