引越し業者の中には、
隣近所への配慮が徹底
している会社があります。
引越し作業の前後で隣人に挨拶に回ってくれたり、
引越し作業に関する案内の紙を配ってくれたりして、
引越し後に余計ないざこざが起きないように、
配慮してくれるので、ありがたいです。
とはいっても業者のサービスに頼りきりになるんじゃなくて、
自分自身も引越しの挨拶マナーをきちんとわきまえておきましょう☆
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目次
引越し先への引越し挨拶の例文
自分がもともと住んでいた地域内での引越しならば
挨拶にそれほど気を遣わなくても良いでしょう。
しかし、知っている人がほとんどいないような
知らない土地へ引っ越して来たのであれば、
当然ですが人間関係もゼロからのスタートです。
たかが挨拶ですが、ここでの印象がマイナスになると、
その後、顔を合わせるたびにあなたへの印象が悪い方向へと
傾いてしまいがちです。
挨拶の内容としては、2つのポイントを意識してください。
- 今後のお付き合いを見据えた挨拶
- 万が一、引越しで不快な思いをさせていた場合の謝罪
1.の挨拶については、
「○○へ引越しをしてきました■■です。」
「不慣れな土地なのでいろいろ教えていただけると助かります。」
くらい伝えると十分で、誰もが思いつくことじゃないかと思いますが、
2.についても忘れずに確認するようにしましょう。
後から説明をしますが、地域には独特のローカルルールがあり、
引っ越し作業中、知らないうちにルール破りをしているかもしれません。
もしくは隣近所に住む人を
不快にさせるような事件が起きている可能性も考えられますので、
先回りするように、
「引っ越し作業中はドタバタとして申し訳ありませんでした。」
「引っ越しとはいえ騒がしくなってしまいすいませんでした。」
といった言葉を付け足しておくと、
相手も気持ち的に救われるというものです。
「わかってるなら別に良いよ、気にしないでww」みたいな。
心理学的に初対面の印象は非常に大切だということがわかっていて、
間接的・直接的のどちらであっても、悪い印象を持たれてしまうと、
その後、良い印象にひっくり返ることはかなり難しくなります。
自分の知らないうちに相手に不快な思いをさせていたことが、
後々のご近所トラブルに発展してしまう可能性がありますから、
初対面はとにかく良い印象を残せるように気を付けなければいけません。
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引越しの挨拶で持っていくべき手土産は?
隣近所を回るとき、本当に挨拶するだけでも構いませんが、
手土産を持っていくと相手の印象はグッとよくなるのは間違いないです。
誰だってプレゼントをもらって
嫌な気分になることはありませんからね。
では引越しの挨拶で手土産を持っていくとしたら
どんなものが良いかというと、
何も気張って用意する必要はありません。
普段使えるものを中心に選べば良くて、
相手がもらって使いやすいものであればOKです。
具体的には、
・タオル
・ボールペン・筆記用具
・洗剤
・その他、日用品
・お菓子
程度で良くて、
予算も1件当たり200円~300円程度で良いです。
あまり高いものを用意すると受け取るほうが恐縮しますから、
手頃なものを選ぶようにしましょう。
引越し挨拶の手土産にのしはつけるべきか?
僕も引越し挨拶の手土産にとして、
「粗品」と書かれたケースに入ったボールペンをもらったことがあります。
そういった「粗品」と書かれたケースや、「のし」があれば確かに良いですが、
絶対に用意しなければいけない、というものではありません。
のしなんかは、スーパーにいけばけっこう置いてあったりしますが、
近くのスーパーになかったからと言って
血眼になって探し回る必要はないですよ。
もし、のし付きで引越しの粗品(プレゼント)を用意するのであれば、
水引はすでに印刷されているモノを使うようにしましょう。
引越し挨拶で回る範囲はどのくらいまで広げるべきか?
引越しであいさつ回りをすると行って、
何十件も先まで足を運ぶのはナンセンスですよね^^;
ではどのくらいまであいさつに回るべきかというと、
1.引越し先が一軒家・新築の場合
自分の家の両隣、道を挟んで真向い、そして、
真向いの家の両隣の合計5世帯回ればOkです。
2.引越し先がマンション・アパートの場合
自分の部屋の真上と真下、そして両隣の
合計4部屋へ挨拶をしていきましょう。
引越し挨拶に行くタイミングはできるだけ早い方がいい
引っ越し作業が終わったらできるだけ早めに、
隣近所へ引越し挨拶へ回るようにしましょう。
↑
そのためには手土産は
あらかじめ用意しておいたほうが良いですね。
引っ越し作業が一段落したら
当日からでも挨拶周りを始めましょう。
挨拶に行くタイミング・時間に関しては、
常識的な範囲、平日の9時~19時くらいが目安です。
不在の場合には後日改めて訪問したほうが良いですが、
何度も足を運ぶのも大変なので、2,3回続けて不在の場合は、
あきらめてしまってよいんじゃないでしょうか^^;
引越し挨拶の手土産にお返しはすべき?
引越しが終わってそこに住み始めたのならば、
今度はあなたが新しく引越しをしてくる人を迎え入れる側に回ります。
つまり引越しの挨拶を受ける立場になり、
手土産をもらうことだってあるでしょうが、
もらった手土産に対して
お返しはするべきなんでしょうか?
「持ちつ持たれつ」で考えれば
お返しをしたほうが良いかもしれませんが、
よほど高価なものをもらっていないのであれば、
お返しは不要です。
むしろお返しをすることで
相手が恐縮してしまう可能性もありますから、
引越し挨拶の手土産はありがたくもらうだけにしましょう。
引越し先の新生活を順調にスタートするために
冒頭でもちらっと触れ通り、
地域には地域のルールがあります。
口には出さないまでも、住民同士で暗黙の了解として持っている
共通認識・住民同士のマナーみたいなものがあります。
住民トラブルの多くが
些細な行き違いやマナー違反がきっかけになっていますので、
引越しが終わったら早めに地域のルールを学ぶようにしましょう。
- ゴミを出すときのルール
- 地域の集まりの参加について
- 車を出し入れするときのマナー
- 犬を飼ったり植物を育てるときの気遣い
- 子供を遊ばせる場所・時間
などなど、地域によって独特のルールがあったりします。
新生活をスムーズに始めるために、
ぜひその時の慣習に慣れるようにしましょうね。