サイドミラー修理|オートバックスの外れた・動かないサイドミラー交換修理費用は?

壁や電柱にサイドミラーをぶつけたことがきっかけで、
サイドミラーが壊れて動かなくなってしまった場合や、
走行中に小石を巻き上げて、サイドミラーを破損してしまった場合。

もしくはサイドミラーが外れたなど、
サイドミラーの交換が必要な修理が必要になったら、
修理代はどのくらい、かかったりするんでしょうか?

サイドミラーが動かない原因と修理方法

スイッチを入れでもサイドミラー(電動ドアミラー)が
動かない場合、原因としては次の3つが考えられます。

  • ギア(歯車)の欠損
  • ギア(歯車)のずれ
  • モーターの消耗劣化による寿命
  • 稼働部のグリス不足

ギア(歯車)の欠損

駐車時にサイドミラー(電動ドアミラー)をたたんでエンジンを切り、
エンジンを再始動したにもかかわらず、
サイドミラー(電動ドアミラー)が動かない。

スイッチを押していないけれど、
とりあえず、サイドミラー(電動ドアミラー)から
モーター音だけが聴こえてくる場合は、
ギアに問題が発生している可能性が高いです。

サイドミラー(電動ドアミラー)の内部の構造は、
意外と単純な作りになっています。

モーターでギヤを回転させて、
サイドミラーが動く仕組みになっています。

車本体の方だとギヤ部分の素材には、
金属が使われることが多いんですが、
サイドミラー(電動ドアミラー)では
プラスチックギアが使われています。

プラスチックですから当然、
金属よりも強度は弱く欠損しやすくなります。

ギアの歯がところどころ欠けてしまったり、
ギアそのもが欠けてしまっていることもあるし、
経年劣化で損耗していることもあります。

部品交換もしくはサイドミラー(電動ドアミラー)
を丸ごと交換しての修理になります。

ギア(歯車)のずれ

サイドミラー(電動ドアミラー)の
プラスチックギアが欠損していなくても、
ギアの噛み合わせがずれることもあり得ます。

サイドミラー(電動ドアミラー)に
何かぶつかるなどの衝撃が食わることで、
ギアが外れてしまうこともあります。

ギアがかみ合わなくなれば当然、
サイドミラー(電動ドアミラー)
はスイッチを入れても動かなくなりますね。

サイドミラー(電動ドアミラー)を解体して
ギアを付け直せば動くようになります。

モーターの消耗劣化による寿命

サイドミラー(電動ドアミラー)のスイッチをON・OFFしても、
モーター音が聞こえない場合には、
モーターに問題が起きていると考えられます。

もしくはモーターに電気を送っている
伝線やヒューズに問題が起きていることも考えられます。

サイドミラー(電動ドアミラー)を動かしている心臓部分は
電気で動くモーターです。

サイドミラー(電動ドアミラー)の
ミラーの角度を上下左右に動かす際にも、
モーターが動いています。

モーターが故障していた場合には、
モーターだけの部品交換修理になるか、
サイドミラー(電動ドアミラー)を丸ごと交換することもあります。

仮にモーターは無事だった場合には、
電気系統でトラブルが起きていると考えられるので、
原因究明作業に時間がかかる分、
サイドミラーの修理費用が高くなるかもしれません。

サイドミラー稼働部のグリス不足

ギアにもモーターにも異常はなく、
単なるグリス(潤滑油)不足によって、
サイドミラー(電動ドアミラー)の動きが
悪くなっているだけの可能性もあります。

モーター音はするし、スイッチを入れた後、手で押してあげれば、
キチンと動く場合には、グリス不足の疑いがあります。

この場合はグリスアップ(グリス補充)するだけでOKなので、
サイドミラー交換修理の必要もないし工賃も安く済むでしょう。

サイドミラーのカバーを擦った・破損した

サイドミラー(電動ドアミラー)カバーに飛び石が当たり、
擦り傷が出来たりカバーが壊れてしまった場合。

べロッと塗装が剥がれたり、
へこみができることもありますが、

サイドミラー(電動ドアミラー)の
カバーだけを部品交換することもできます。

ヤフオクなどで中古品が売られていますし、
ディーラーや自動車修理工場などにお願いすれば、
部品を取り寄せてくれたりします。

自動車修理にそれなりに自信があり、
工具もある程度はそろっているのであれば、
自分で交換修理することもできますよ。

サイドミラーの擦り傷を自分で板金塗装する場合

サイドミラー(電動ドアミラー)のカバーについた擦り傷は、
コンパウンドを使うことで、DIYで修理することもできます。

道具も

  • スポンジ
  • コンパウンド
  • 柔らかい布

の3つがあればOK。

  1. スポンジを水で濡らしてきつく絞る
  2. コンパウンドを薄くつける
  3. 擦り傷をスポンジで軽くたたくようにコンパウンドを塗る
  4. コンパウンドが均一になるように、傷と平行にスポンジを動かして磨く
  5. 柔らかい布で余分なコンパウンドを拭き取る

といった手順んで擦り傷を目立たなくすることができます。

コンパウンドで擦り傷周辺を薄く削ることで傷をごまかしていくわけですが、
一か所を削りすぎると逆に、塗装を必要以上に削ってしまい、色ムラができます。

また、コンパウンドは番手の低いもの(目の粗いもの)と高いもの(目の細かいもの)の
最低でも2つ使ったほうが良いです。

最初に目の粗いコンパウンドでしっかり削った後、
目の細かいコンパウンドで全体的に擦り傷を目立たなくしていきます。

関連ページ:ヘッドライト曇り除去|ヘッドライト黄ばみ磨き料金は?ピカールは?

サイドミラーが割れた・傷ついた・外れた

バック駐車する際に壁や木、電柱などの
障害物に当たってしまったり。

自転車などがサイドミラーにぶつかってきて、
サイドミラーが外れたり。

サイドミラー(電動ドアミラー)の
ミラーが割れてしまったり傷ついた場合も、
交換修理が必要になりますね。

カバーの交換修理と同じく、
ミラーの交換修理もDIYでできなくもありません。

サイドミラーのウィンカーも点滅・点灯しない

サイドミラー(電動ドアミラー)に
ウィンカーがついていて、ウィンカーが点滅・点灯しない場合。

ウィンカーの玉(電球)切れと
電気系統のトラブルの2つが考えられます。

車の前後を含めて、車のウィンカーは、
口金タイプとウェッジタイプという
どちらかの電球が使われているのが一般的。

サイドミラー(電動ドアミラー)のウィンカーには、
ウェッジタイプが使われることが多いです。

ウェッジタイプの電球が
ヤフオクなどでも出品されていたりするので、
車種に会った部品を自分で揃えて
DIYで交換修理することもできます。

サイドミラーが外れた・取れた

サイドミラー(電動ドアミラー)に激しい衝撃が加わって、
サイドミラー(電動ドアミラー)が取れてしまった場合は、
部品交換ではなく丸ごと交換修理が必要になると考えて良いでしょう。

サイドミラーが反対に曲がっただけ場合

サイドミラー(電動ドアミラー)は、
意外と可動範囲が広くなっています。

というのも、サイドミラー(電動ドアミラー)が
歩行者にあたった場合などを想定して、
お互いのダメージを少なくするためです。

反対方向を向いたサイドミラー(電動ドアミラー)は、
力づくで動かしてしまうことで、
元に戻すことが出来ちゃいます。

サイドミラーの交換修理費用は?

サイドミラー(電動ドアミラー)の
交換修理費用はどのくらいになるのか?

まず、部品交換する場合の
ざっくりとした部品価格の目安は、

  • ミラーカバー 8000円前後
  • ミラー 2000円~3000円
  • サイドミラー本体 30000円前後

といった感じになります。

自分で交換修理をするのであれば、
この部品価格だけで済ませることができますね。

ディーラーや自動車修理工場に
サイドミラー(電動ドアミラー)の交換修理を依頼した場合には、
さらに工賃が加わります。

ただ工賃は基本的に時間換算で計算され、
サイドミラー(電動ドアミラー)の交換修理は、1時間もかかりません。

工賃は5000円前後を見込んでおけば良いでしょう。

擦り傷の板金塗装をしてもらう場合には、
面積が狭ければ5000円程度で済みますが、
範囲が広いと20000円くらいの修理代を見込んだほうが良いです。

サイドミラーの修理期間はどのくらい?

サイドミラー(電動ドアミラー)の修理にどの位の期間がかかるのかというと、
早ければ即日、長い場合は2週間くらい待たされる可能性があります。

ただおおむね、2,3日で済むことが多いようです。

サイドミラー(電動ドアミラー)の修理自体は、1時間もかかりません。

ただ問題は部品の取り寄せです。

自動車修理工場にサイドミラー(電動ドアミラー)の
在庫があれば良いんですが、
在庫がない場合には取り寄せなければいけません。

販売台数の少ない車だったり、
外車の場合には、在庫の絶対数がそもそも少なくて、
取り寄せに余計な時間がかかることもあります。

ディーラーでサイドミラーの交換修理をする場合

サイドミラー(電動ドアミラー)の修理は、
ディーラーにお願いすることもできます。

たいていのディーラーなら
自動車修理工場がセットになっていますからね。

在庫がある可能性も高いので、
すぐに交換修理してもらいやすく、
技術力のある自動車整備士が多数在籍しているので、
安心感もあります。

ただ、ディーラーにお願いした場合、
部品交換で済むような故障であっても、
サイドミラー(電動ドアミラー)を丸ごと交換修理
することが多いようです。

ディーラー車検と同様、
修理代が割高になる傾向があります。

オートバックスでサイドミラーの交換修理する場合

オートバックスのようなカー用品店でも、
自動車修理工場が併設されていれば、
サイドミラー(電動ドアミラー)の交換修理を
請け負ってくれるところもあります。

ディーラーとは違って、
必要最小限の修理で済ませてくれることが多く、
部品交換のみで修理代を安く抑えやすくなります。

ただ、点検簿に修理記録が残さないなど、
ディーラーに比べて修理品質みたいなものが落ちてしまいます。

参考サイト:ピットサービス一覧|AUTOBACS.COM – オートバックス
オイル交換はもちろん、各種点検、整備までオートバックスでは多彩なピットサービスメニューでお客様のカーライフをバックアップいたします。

車両保険でサイドミラー修理する?

サイドミラー(電動ドアミラー)の交換修理代を補うために、
車両保険を使うこともできますね。

※車両保険のタイプが一般条件の場合です。
「車対車」の場合、自分でぶつけたり、
自然と故障したなどの自損事故に
当てはまるケースは対象外です。

契約中の自動車保険に車両保険も含まれている場合、
まずは免責金額を確認しましょう。

サイドミラー(電動ドアミラー)の交換修理代よりも、
免責金額の方が高い場合には、車両保険は使えません。

免責金額とは、たとえば「免責5万円」となっていた場合、

「修理代総額のうち5万円は自己負担するから、
残りは保険会社で負担をしてね」

という意味です。

どんな修理をするにしても
最低5万円は負担しなければいけないわけです。

サイドミラー(電動ドアミラー)の交換修理代が、
仮に51000円とか53000円だった場合、
保険会社に1000円、3000円を負担してもらえるわけですが、
あまりおすすめできない車両保険の使い方です。

というのも車両保険を使ってしまった場合、
翌年から3等級ダウンとなるだけじゃなく、
「事故有係数適用期間」という
割引率の低いグループに3年間も入れられるからです。

自動車保険が3年間も割高な状態になるので、
修理代の総額で考えると車両保険を使わず修理したほうが、
安上がりに済んでしまうことが多いんです。

そもそも、自動車保険の保険料をぐんと高くしているのは、
対人保険でも対物保険でもなく車両保険です。

車両保険をなくすだけで、
保険料ががくんと安くなるんです。

そして車両保険の最大の罠は、
修理代に上限が設けられていること。

車両保険でカバーできるのは、
車の本体価格(現在価値)だけ。

仮に車の現在価値を超える修理代が必要になっても、
車両保険で全額をカバーできるわけじゃないんです。

その上、車の現在価値というのは、
購入時の価格ではありません。

あくまでも現時点での価値(査定額)になります。

保険業界では車の価値は年を追うごとに下げられていき、
7年もするとほぼゼロに近い金額になります。

同じ車に5年も乗っていて、
車両保険に加入しているとしたら
保険料を無駄に払わされています。

保険屋がわざわざ
「もう5年も載ってますから、
車両保険はいらないですよ。」
なんてアドバイスしてくれるわけがありません。

保険会社を変えてみたら、
全く同じ内容で保険料が
がくんと下がることは良くある話です。

逆に保険内容を充実させたにも関わらず、
保険料を今と同じくらいで済むこともあります。

自動車保険は最低でも年に1回、
見直しするのをおすすめしますよ。
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