花見の季節と言えば、
日差しは暖かくなってくるものの、
風邪は空気がまだまだ冷たい時期。
日中とうって変わって夜桜見物ともなると
油断すると体の芯まで凍えちゃいますから、
防寒対策は入念にしておくべきです。
北海道でマイナス10度以下が日常茶飯事で、
鼻毛が凍るほどの寒さを何度も経験した僕が、
寒い花見の時期に気を付けたい防寒対策を伝授します!
関連ページ:マイナス10度の服装@マイナス8度以下マイナス15度の防寒対策
歩いて花見をする際の服装や防寒グッズ
- 手袋
- マフラー
- 厚手の靴下
- ネックウォーマー
- (風を通さない)アウター
- カッパ・傘
服装のポイントは、
いかに隙間をなくすか?です。
上半身と下半身の境目、
ズボンやシャツの裾、
首回り
こういった隙間から冷たい空気が入ると、
体温が一気に奪われていきます。
人間って面白いことに、
一度寒いと感じ始めると、
ものすごい勢いで体が冷たくなっていくんです。
特に指先や足先、耳や鼻など、
末端部分は痛いほど冷たくなることもあるので、
隙間を隠しつつ末端もしっかり温める服装を
心がけてください。
アウターに関しては、
日中が温かいとダウンジャケットだと
逆に汗をかくくらいの時期になります。
夜桜見物するならダウンジャケットのほうが良いですが、
ウィンドブレーカーなど風を通さないものを着て、
中身を厚手にするのも良いです。
雨が降ってしまう場合に備えて、
カッパ・傘も用意しておくと、
水にぬれて体温が奪われることもありません。
関連ページ:花見着物・浴衣コーディネート 柄や色はどうする?
座って花見をする場合
- バスタオル
- 段ボール
- お湯
- カイロ
花見で酒盛りする場合には、
歩くときの装備に加えて、
その場でじっとしていることを踏まえた
防寒グッズを用意します。
地面がまだ冷たく感じるし、
レジャーシートだとゴツゴツして痛いので、
バスタオルや段ボールを持って行って、
防寒兼緩衝材に使うのが良いです。
カイロも持っていくのは当然として、
水筒にお湯を注いでおいて、
いつでも温かいものを飲めるようにしましょう。
お酒を飲んでいたら体は温まるものの、
やっぱり怖いのは体が冷えてきてからです。
僕の経験上、体温低下は急激にやってくるので、
身体が冷えないように細心の注意を払うべきです。
関連ページ:花見ブルーシート|花見に最適なブルーシートの大きさの目安は?
肌の乾燥にも注意
温かくなってきたとはいえ、
外の空気はまだまだ湿度が低くて
乾燥しやすい時期です。
乾燥した空気に長時間触れていたら、
肌の水分が奪われやすくなります。
事前に保湿対策をしっかりしておくか、
もしくは保湿クリームを用意しておいて、
肌を乾燥から守るようにしましょう。
マスク・手洗い・うがいにも気を付けよう
冬はインフルエンザなどの感染症が
流行しやすい時期ですが、春になっても、
やっぱりはやりやすい病気があります。
ウイルスは乾燥した空気を好みますので、
飛沫感染・空気感染を防ぐためにも、
マスクをできるだけ着用するようにして、
手洗い・うがいもキチンとしましょうね。
外で飲み食いする場合は特に、
ウイルスや雑菌をもらいやすくなりますから、
帰宅してからの手洗い・うがいは必須です。
関連ページ:マスク の裏表|マスクのプリーツ上下は?ツルツルは裏表のどっち?
春にはやりやすい病気
では、春に流行しやすい病気には、
どんなものがあるのかというと、
- 百日咳
- 麻疹
- 風疹
といったものです。
ロタウイルスなどもまだまだ活発な時期なので、
油断をしないで身の回りを清潔に保つように
心がけてくださいね。