渋柿から不思議と渋味が抜けて、
甘くておいしくなってしまうのが干し柿。
子供たちも干し柿が大好きで、
今年はみんなで田舎の家に言って渋柿を収穫し、
干し柿づくりをやってみました。
干し柿は通常、渋柿の渋みを抜いて食べられるようにする
ための調理方法(保存方法?)ですが、甘柿も干し柿にできます。
干し柿の作り方・干し方・吊るし方
干し柿作りの時期は、
だいたい柿の収穫が始まる10月初旬~11月中旬
がピークになるんじゃないでしょうか。
気候(空気の乾燥具合)にもよりますが
早ければ、干し始めてから2週間くらいで食べごろになるものの、
1か月くらいは干し続けるのが良い気がします。
干し柿の作り方は、
数が多くなければ手間はほとんどかからなくて、
1.渋柿の皮をむく
2.ひもでつるして干す
これだけじゃないでしょうか^^;
干し方に関しては、
別にどんなやり方でも構わいものの、
・竹串に2,3個くらいさして、
竹串にひもを巻いてつるしていく。
・渋柿を収穫するときに
枝を「T」になるように残しておいて、
枝に絡ませるように紐をかけていく
このどちらかになるんじゃないかと思います。
ちなみに、ひもはビニールでも麻ひもでもなんでもOKです。
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この写真は、枝を「T」で残しておいて、そこにひもを括り付けた干し方です。
干し柿の白い粉ってカビなのか?
つるし終わった柿はどんどんしわしわになっていき、
色が黒ずんでいくわけですが、場合によっては、
干し柿の表面に白い粉が浮き出てくることがあります。
この白い粉は何だ?カビなのか?
もしや、干し方が悪くて失敗した?
と不安を覚えるかもしれませんが、安心してください。
白い粉の正体は、柿から染み出てきた甘み成分なので、
むしろ甘い干し柿ができている証拠になります。
ちなみに、干し柿を作っていると、
腐ったりカビが生えたりする可能性はゼロではありません。
そこで、つるす前に、
沸騰したお湯に5秒くらいつけて消毒殺菌しておけば、
そうした心配がなくなって安心できますよ。
干し柿の保存方法と期間について
僕は干し柿というのは保存食の一つだと思っていたんですが
意外にもあんまり日持ちはしないらしいですね^^;
出来上がりからだいたい2週間くらいが目安らしくて、
もっと長く楽しみたい場合には、冷凍保存するのが良いみたいです。
我が家の場合には、子供たちが先を争うように食べるので、
冷凍保存する必要はないのですが^^;
柿の収穫についてワンポイント
昨年・今年と実際に柿の木に登って
渋柿を取っているわけですが、
落ちないように細心の注意を払うべきですね。
特に、脚立に上って目いっぱい手を伸ばしてみて、
届くかどうかないか?くらいの高さにある柿を取るとき。
足場が非常に不安定になり、
ヒヤッとすることがあります。
せっかくの収穫イベントのなのに、
怪我をしてしまったら元も子もありませんから、
柿を取るときには十分注意をしましょうね。
それともう一つ注意しておきたいのは服装です。
帽子は必須で首周りにはタオルを巻きましょう。
柿の木には虫やら木くずやらがいっぱいあります。
柿をもいでいけばいやでも、全身に降り注ぎますから、
体を守れる服装にしておきましょう☆