今年のインフルエンザの特徴と傾向@潜伏期間はどのくらい?

インフルエンザに限った話じゃなくて、
冬になったら鼻を垂らしてる子供が、
たくさんいますよね。

うちの子たちも、誰か一人は常に
鼻水がじゅるじゅるしている状態が、
ここ最近の風物詩(?)になりつつありますw

インフルエンザの特徴といえば筋肉痛・関節痛

インフルエンザの初期症状は、
単なる風邪と見分けがつきにくい
ですよね。

ただ、時間がたつれて高熱を伴い、
筋肉痛
関節痛
も感じるようになったら。

インフルエンザを発症していると考えて
ほぼ間違いありません。

体内の免疫が
インフルエンザウイルスに攻撃をすることで、
体のあちこちで炎症が起きてしまい
それが痛みにつながるわけです。

ちなみに、高熱になってしまうのは、
インフルエンザウイルスが急増することが
原因らしいです。

今年のインフルエンザの症状は?

2017年もすでに10月後半からインフルエンザの流行の兆しが見えています。

2016年のような爆発的な感染拡大には至っていないものの、
気を付けておいたほうが良いのは間違いありません。

特に子供が学校や保育園に通っていたり、
通勤通学で人ごみ中を移動することが避けられない場合には、
きちんとマスクをして、手洗いもきちんとやっておきたいところ。

インフルエンザが原因で小学校でもすでに
休校した学校も増加傾向にあるので、
感染者が毎年急激に増える年明けの1月、2月に
間に合うように予防接種設けておきましょう。

2017年のインフルエンザ予防接種は痛い?

ところで、ネットで気になる記事を見かけました。

参考:togetter.com
2017年インフルエンザ予防接種「ここ数年で最悪の出来栄え」とボジョレーみたいな評価に「確かに今年は痛い」「痛い理由は」

どうやら、ツイッターでインフルエンザの予防接種後の体調不良を訴えている人がかなりたくさんいます。

我が家でも先日、インフルエンザの予防接種を受けてきたんですが、とりあえずのところ、子供たちに目立った体調の変化は見られませんでした。

今年の予防接種で痛みを強く訴える人もたくさんいるものの、、、個人的には去年の方がずっと痛かったような。痛みが2,3日続いたような気もします。

いずれにしても、予防接種の値段、もう少し安くならないですかね。汗
子供は2回打たなきゃいけないのに、1回あたりの料金が大人の半額になるわけでもなく。。。。

大人1人子供3人が予防接種を受けたら軽く1万円吹き飛びます。
子供3人はさらにもう1回残ってますから合計で2万円も。。。

インフルエンザの予防接種にもぜひ、東京都から助成を出してもらいたいところです。

2015年のインフルエンザの症状は?

今年のインフルエンザは、
A型
が流行の兆しを見せています。

11月に入ってから、
AH3亜型 (A香港型)
の感染者が増えつつあります。

特に、免疫力の弱い子供たちは感染しやすく、
小学校
幼稚園
保育園
に子供を通わせている場合は要注意です。

A型インフルエンザの症状は、
38度以上の高熱や筋肉痛、関節痛以外にも、

  • 上気道炎(喉の痛み)
  • くしゃみ
  • 倦怠感
  • 悪寒(寒気)
  • 下痢
  • 嘔吐

といったものが挙げられます。

A型は感染力が高くて自然宿主が多いので流行しやすい

A型の厄介なところは、
流行しやすい特徴を持っていること。

過去に大流行したインフルエンザといえば、
だいたいA型インフルエンザです。

なぜA型だと大流行しやすいのか?と言うと、

感染力が高い(種類が多い)

A型ウイルスは
ヘマグルチニン
ノイラミニダーゼ
という、2つの細胞表面抗原で
構成されています。

ヘマグルチニンはさらに15種類
ノイラミニダーゼは9種類もあるため、
合わせて15X9=135パターンも
A型インフルエンザウイルスが存在します。

インフルエンザワクチン摂取では、
流行しそうなパターンを予想して合成するものの、
パターンが多すぎるので外す可能性も高い

つまり流行しやすい、
と言うわけです。

自然宿主が多い

インフルエンザウイルスには、
B型
C型
もあります。

ただB型、C型に関しては、
自然宿主が多くても2つ。

それに対してA型の場合、
ヒト・トリ・ブタ・ウマ・・・
など、自然宿主がたくさん。汗

感染源がたくさんあるため、
流行しやすいわけです。

潜伏期間と登校停止期間の日数は?

インフルエンザを発症してしまうと、
感染症の扱いにになるので、
登校停止(登園禁止)
の措置が取られることになります。

各自治体によってちょっとずつ、
禁止期間に違いはあるようですが、

小学校以上だと7日
(発症日から5日経過+解熱後2日間)

保育園・幼稚園だと8日
(発症日から5日経過+解熱後3日間)

が目安になります。

発症日は、具体的にいつになるのかと言うと、
お医者さんに確定診断をしてもらいましょう。

「昨日から熱が上がり始めた」のであれば、
診察の前日が発症日になるはずですし、
「今日からいきなり熱が上がった」と言う場合には、
診察当日が発症日になるはずです。

潜伏期間は1日~2日

インフルエンザウイルスに感染してから、
発症するまでの潜伏期間は、
24時間~48時間
が目安。

ちなみに、症状がすでに強く出ている場合、
潜伏期間をとっくに過ぎている状態です。

肺炎やインフルエンザ脳炎に注意

小さい子供がインフルエンザにかかると、
大人よりも症状がひどく悪化する危険があります。

免疫力がまだ十分に備わっていないからです。

場合によっては、
肺炎
を併発する可能性もあります。

インフルエンザ脳炎
になってしまう危険もあります。

体の免疫がウイルスを撃退する際に生じる炎症が、
脳にも起きて、脳の血管を損傷させます

意識障害や神経障害といった症状を起こし、
入院になりかねません。

保育園~小学校に通う小さい子供がいる場合には、
予防接種は早めに受けるようにしましょうね。

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